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ホンダ、Google搭載の新型「アコード」発売

ホンダは、新型「ACCORD(アコード)」を3月8日に発売する。価格は544万9,400円。

国内向けホンダ車として初めてGoogleを搭載。Google アシスタント、 Google マップ、Google Playを車内で利用でき、普段からスマートフォンなどで使っているアプリをドライブでもシームレスに使える。

Google アシスタントでは、音声操作によって、ナビの目的地の設定、音楽の再生、車内温度設定やデフロスターの操作、燃料残量の確認などが可能で、車内での機能操作をシンプルする。

Google マップは、リアルタイムの渋滞情報の取得やルート沿いのスポット検索が可能で、地図をメーターパネルに表示することもできる。

Google Playでは、自身のスマートフォンと同じようにアプリをダウンロードし、さまざまなアプリを車内で利用可能。好きな音楽やポッドキャストなども楽しめる。

インターフェイスとしては、12.3型Honda CONNECTディスプレイ、10.2型のデジタルグラフィックメーター、11.5型相当の大型ヘッドアップディスプレイを採用。エアコンやオーディオソース、音量、照明の色や明るさなどの設定を組み合わせて登録し、1つのダイヤルでまとめて簡単に操作できる「エクスペリエンスセレクション ダイヤル」を国内向けホンダ車として初採用する。

最新の全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360(ホンダ センシング サンロクマル)」を国内向けホンダ車に初搭載。約100度の有効水平画角を持つフロントセンサーカメラ、フロントと各コーナーに計5台のミリ波レーダーを装備することで360度センシングを実現する。

また、従来のHonda SENSINGの機能に、前方交差車両警報、車線変更時衝突抑制機能、車線変更支援機能を追加。

前方交差車両警報は、一般道の交差点などで、低速走行をしている時、または停車状態から発進をする際に、左右前方から接近する交差車両の情報をドライバーへ通知する。自車と交差車両が接触する危険性がある場合は、システムがドライバーへ音とメーター表示で危険を警告し、衝突回避の運転操作を促す。

車線変更時衝突抑制機能は、車線変更をする際、後方から接近する隣車線の車両との衝突回避を支援する。ミラーの死角から近づく後側方車両との接触の危険性がある場合、システムがドライバーへ音とメーター表示で危険を警告し、衝突回避のためのハンドル操作を支援する。

車線変更支援機能は、高速道路や自動車専用道で、渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線維持支援システム(LKAS)が作動中に一定の条件を満たした状態でドライバーがウインカー操作をすると、システムが車線変更に伴うハンドル操作を支援する。

なお、2025年には、車両周辺の死角をカバーし、交通事故の回避やドライバーの運転負荷の軽減をサポートする全方位安全運転支援システムHonda SENSING 360+をアコードに搭載し、発売する予定。従来の機能に、ハンズオフ機能付高度車線内運転支援機能、レコメンド型車線変更支援機能、カーブ路外逸脱早期警報、降車時車両接近警報、ドライバー異常時対応システムが追加される。