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さくらインターネット、生成AI用GPUクラウドサービス構築 NVIDIA H100を2000基

クラウドコンピューティングサービスのさくらインターネットは、GPUクラウドサービスの提供に向けて、3年間で130億円規模の投資を決定した。「NVIDIA H100 Tensorコア GPU」を搭載した合計2EFLOPS(エクサフロップス)の大規模クラウドインフラを整備する。サービスの提供は2024年1月以降を予定している。

この取り組みは民間で初めて経済産業省から認定された、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資「クラウドプログラム」の供給確保計画に基づくもの。

今後構築するGPUクラウドサービスは、大規模言語モデル(LLM)などの生成AIを中心とした利用を想定しており、GPUには「NVIDIA H100 Tensor コア GPU」を2,000基以上採用。高い演算性能および拡張性に優れたサービス内容としていく。同サービスは、さくらインターネットが運営する石狩データセンターで提供する。

サービスのラインアップや料金体系などのサービス内容について、利用者へのアンケートも開始。無償トライアルや有償の先行利用の申込も受付ている。