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業務委託報酬を「au PAY」で受取可能に 給与前払いサービスと連携

給与前払いサービス「JOBPAY」での業務委託報酬が、6月14日から「au PAY」で受け取り可能となる。これにより、JOBPAYの導入企業と業務委託契約を締結するフリーランスを含む業務受託者は、24時間365日即時に、au PAYでデジタルマネーとして報酬を受け取れる。

KDDI、auペイメント、JOBPAY社の3社による、業務委託報酬の多様な受け取り方法の提供、デジタルマネーでの給与受け取りの実現を目指す取り組み。JOBPAYは労使間へ提供する給与前払いサービスで、給与の支払い日を待たずに給与相当額をATMから引き出せる。登録ユーザーは14.5万人以上、受け取りが可能なATMは全国10万台以上。

JOBPAY導入企業の業務受託者は、au PAYで受け取った報酬を、チャージ手続きなどをすることなく、実店舗での決済、au PAY プリペイドカードを利用したMastercard加盟店での支払い、銀行ATMでの出金、利用者間の送金などに利用できる。

au PAYでの受け取り方法は、業務受託者がJOBPAYアプリから「au PAY 残高」での受け取り登録を行ない、指定額を入力。これにより業務委託報酬を即時で「au PAY 残高」としてチャージされる。

また、今後必要な許認可の取得などの準備が整えば、企業がJOBPAYを経由して、従業員へデジタルマネーでの給与支払いを行なうことも可能となる。なお、今回の対応は法人が個人のau PAY 残高へ送金するためのサービス「Bチャージ」により実現している。