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GMO-PG、給与デジタルマネー払い参入

GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は10日、2023年4月に解禁される「給与デジタルマネー払い」領域への参入を発表した。第1弾として、給与計算業務のアウトソーシングサービスを提供するペイロールと、デジタルマネーによる給与払いのためのサービス設計などで協議を開始した。

4月から解禁となる「賃金のデジタル払い(給与デジタルマネー払い)」では、労働者の同意を得た場合、資金移動業者の口座への賃金支払いが可能となる。キャッシュレス決済の普及や、働き方の多様化、外国人労働者の増加などで、給与デジタルマネー払いのニーズは「一定程度見込まれる」(GMO-PG)という。

GMO-PGは、資金移動業者として決済・送金サービスを提供しているほか、「即給 byGMO」による給与前払いや、所定日の給与送金サービスの提供などBtoE(Employee)領域のお金のデジタル化も推進。給与デジタルマネー払いでも、GMO-PGがワンストップで提供するサービス構築を目指す。

GMO-PGでは、パートナー企業と連携した新しいビジネス展開を想定。第1弾として、給与計算アウトソーシングのペイロールと協議を開始。デジタルマネーによるシームレスな給与払いのため、必要なサービス設計や業務運用、システム構築等の協議を進めていく。