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日本郵便、ゆうパック代引料金など値上げ 10月1日から

日本郵便は、10月1日から郵便物の特殊取扱料や荷物の付加サービスなどの値上げを実施する。あわせて、ゆうパックやゆうメールなどで利用の少ない付加サービスの一部を廃止する。

郵便物の特殊取扱料は現行価格から数十円の値上げとなる。一例として、一般書留料/現金書留料が435円から480円、簡易書留料が320円から350円、内容証明料(謄本が1枚のとき)が440円から480円、代金引換料が265円から290円に値上げされる。

また、簡易書留料の新料金に対応する350円普通切手を9月1日から発行。旧料金に対応する320円普通切手は、9月1日~10月31日の間、全国の郵便局(簡易郵便局を除く)で、交換手数料無料で他の郵便切手類と交換する。

ゆうパックの付加サービスは、セキュリティーサービス料金が380円から420円に、代金引換料金(都度代引)が265円から290円に値上げ。本人限定受取サービスは廃止となる。

ゆうメールは、一般書留料金が380円から420円、簡易書留料金が320円から350円、代金引換料金が265円から290円に値上げ。引受時刻証明、配達証明(差出時)、配達証明(差出後)、本人限定受取等のサービスは廃止される。

その他、国際郵便料金についても多くの項目で値上げとなっている。国際eパケット郵便物の料金は廃止されるが、書留とする航空扱いの小形包装物は、引き続き利用可能。