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キリン「ホームタップ」に1カ月お試しプラン

キリンビールは、会員制生ビールサービス「キリン ホームタップ」において、「夢の1ヶ月お試しプラン」の提供を3月23日から開始する。月額費用は5,060円~。また、ビールのラインアップに木内酒造のビールを追加する。

ホームタップは、専用ビールサーバーをレンタルし、自宅での生ビール体験を提供する会員制生ビールサービス。利用者が選んだビールが自宅に届けられる。サービスの本格始動は2021年3月。

これまで提供していたプランは最低契約期間が12カ月で、月額費用は月4Lコースが8,250円~(基本料金3,190円+ビール料金5,060円~)、月8Lコースが12,430円~(基本料金 3,190円+ビール料金9,240円~)。最低契約期間内の解約には解約手数料16,500円が発生していた。

新たに追加される夢の1ヶ月お試しプランは、解約手数料や月額基本料金が0円で、1カ月間ホームタップを試せるサービス。月4Lコースでは5,060円~、月8Lコースでは9,240円~で利用できる。開始初月はリユースサーバーが届き、お試し期間終了後も本プランでの利用を継続する場合は翌月1日に新品のビールサーバーが届く。

ホームタップ会員満足度は91.3%と好評である一方、新規会員数はサービス開始当初に比べて増加傾向が落ち着いているという。また、「一度試してみたい」「自宅体験に興味がある」との声が多いことから、手軽に体験できるプランのテスト展開を2022年に行ない、新プラン本格提供に至った。

お試しプランに続くサービスアップデートも計画されており、現在は法人向けのサービス検証・検討が進められている。法人向けは、コロナ禍で希薄になった社員間のつながりやコミュニケーション増加への貢献を狙いとしている。

今回新たに参画する木内酒造は、常陸野ネストシリーズなどを展開するクラフトビールブルワリー。他社ブルワリーの参画は、ヤッホーブルーイング、Far Yeast Brewingに続く第3弾となる。

ホームタップでは、今後も液種ラインアップの拡充を進めるほか、定期的にクラフトビールをプレゼントする「Thanks Beer Collection」の開始、会員限定イベント開催、定期刊行誌発行など、サービスアップデートを推進する。