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キリン、ビールの醸造技術を活かした「麒麟百年 極み檸檬サワー」

キリンビールは、100年以上のビールづくりで培ってきた醸造技術と、「氷結」ブランドなどのブレンド技術を融合した新ブランド「麒麟百年 極み檸檬サワー」を、4月4日に発売する。ラインアップは350ml缶と500ml缶、価格はオープン価格。同日より、俳優の西島秀俊さんを起用した新テレビCM「麒麟百年極み檸檬サワー百年の道のり」篇を放映する。

麒麟百年 極み檸檬サワーは、キリンビール初となるビール酵母で発酵させたレモン果汁を一部使用。鮮烈な香りとうまみ、滑らかな口当たりを特徴としている。

ビール酵母で発酵させたレモン果汁のほか、皮ごと絞った果汁、香り立ちが良い果汁、複雑味を生み出す果汁、酸味を付与する果汁など、違った香味の役割を担う果汁を組み合わせ、麒麟百年独自のレモン感を実現したという。

ビール酵母で発酵させたレモン果汁の開発にあたっては、レモン果汁、酵母種、発酵条件について、41パターンの組み合わせの中から試行錯誤して最適なものを選び出している。

液面に形成される泡の大きさは、キリンビールの他のRTD商品(Ready to Drink/栓を開けてそのまま飲めるアルコール飲料)と比べて約8分の1と、きめ細かいことが特徴。

パッケージには「聖獣麒麟」や、丁寧なものづくりとサワーらしい爽快さを表す切子モチーフをあしらい、キリンの百年を超える歴史と技術に基づく、お酒としての正当性とおいしさを表現している。

酒税改正でRTD市場の拡大見込み

キリンビール 執行役員 山田雄一氏によれば、RTD市場は拡大傾向にあり直近10年間で約2倍に拡大したと推計。また、2026年のビール類の税率統一に向け、2023年10月に新ジャンル(第3のビール)の税率引き上げ、ビールの引き下げが行なわれる。これに対してRTDは2026年まで現行税率のまま変わらないことから、今後も緩やかに市場は拡大していくものと見込む。

キリンビール 執行役員 マーケティング部長 山田雄一氏

ニーズの多様化も進んでおり、RTDカテゴリーに「本格感」「品質感」「満足感」を求める傾向が高まっているという。麒麟百年 極み檸檬サワーによる新たな価値提案を通じて、こういったニーズに応え、市場拡大を図る。

また「麒麟百年には、キリンの100年以上の伝統と技術が詰まっており、今後100年先まで愛されるブランドとなることを目指す」と述べた。

キリンビール マーケティング部 永井次郎氏は、麒麟百年 極み檸檬サワーの味覚設計について説明。お酒としての満足感を満たす要素として「複雑味・うまみ」「鮮烈な香りと味わい」「口当たりの良さ」があるとし、これらに加えて同商品では「飲みやすく、飲み飽きない味わい」も実現しているという。

キリンビール マーケティング部 商品開発研究所中味開発グループ 主査 永井次郎氏

酵母については、レモンサワーと相性が良く、芳醇な香りのあるエールビール酵母を選抜。きめ細かな泡はビールの口当たりの良さから着想を得ているという。これまでのサワーにおける炭酸感の爽快な刺激を実現させるための荒い泡と比べて、香りが良く、口当たりも良い点がポイントとなり、「見た目も楽しめますし、飲んでも心地よい味わいが実現する」と説明した。

そのほか、ビールで培った醸造技術とRTDのブレンド技術の融合により、ひと口目の満足感、中盤の飲みごたえ、心地良い後キレと、ビールのような味流れであることを特徴に挙げた。

テレビCMに出演する西島秀俊さんは、麒麟百年 極み檸檬サワーの味わいについて、「今まで飲んだことのないレモンサワーの豊かな味わいに驚きを感じます。きめ細やかな泡、滑らかな飲み口、爽やかなレモンの香りが楽しめて、また飲み終わるとサッパリしていて、また飲みたくなる」と感想を述べた。

西島秀俊さん

また、麒麟百年における100年以上の伝統を活かして100年後も愛されることを目指す姿勢を自身にも重ね合わせ、「自分の経験を1個1個積み重ねていって、それがもっともっと先に繋がるように丁寧にやっていきたい」と語った。

テレビCM