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Google Pixelスマホが“電話待ち”する「代わりに待ってて」

Googleは14日、Pixelシリーズの最新機能アップデート「Feature Drop」における新機能を発表した。新しい電話機能やカメラ、編集ツール、転倒検出、健康に関する機能などが追加される。

アップデートは、Google Pixel 4aから最新の Google Pixel7/7 Pro、Pixel Watchなどで、今後数週間で順次利用可能となる。

Pixelスマートフォンに「代わりに待ってて」

Pixelスマートフォンの新たな機能が「代わりに待ってて」。お店などに電話をかけた際、保留となり長い時間電話先で待たされる場合がある。こうした際に「代わりに待ってて」を使えば、保留中、Google アシスタントが代わりに電話で待機。保留が解除され電話相手の担当者が応答すると、Google アシスタントが音・振動・画面上のプロンプトで通知してくれる。これにより、保留中の電話で時間を無駄にせず、他のことに集中する手伝いをするという。

また、Pixel 7/7Proシリーズで新たに搭載した「高速な夜景モード」をPixel 6/6 Proにも展開。Google Tensor チップの新しいアルゴリズムにより、Pixel 6/6 Pro でも、低光量の写真を短時間で撮影できるようになった。

写真に写り込んだ不要なものをすぐに消去できる「消しゴムマジック」も、すべての Google Pixelで利用可能になる。Google フォト アプリの[消しゴムマジック]から、写真に写り込んだ不要なものを簡単に消去できる。また、カモフラージュ機能を使って色や明るさを変えて背景に違和感なく溶け込ませることも可能となる。

また、Pixelに「ヘルスコネクト」がプリインストールされ、対応している健康・フィットネス アプリのデータを保存、接続可能となる。

Pixel Watchに転倒検出機能

Pixel Watchには転倒検出機能を搭載。転倒を検知し、90秒以内にユーザーが応答しない、もしくは動かない場合は、緊急サービスに自動で発信する。会話ができる場合には、緊急サービス対応者と話すことができ、自身で助けを求められない場合は、Pixel Watchが緊急連絡先に通知し、現在地を共有する。

また、Pixel Watchのカスタマイズ機能も強化。Wear OS 3+ の新しいサウンドとディスプレイ設定により、Pixel Watchのオーディオとビジュアル体験を簡単にカスタマイズできるようになる。モノラル オーディオを有効にし、左右のチャンネルをひとつに組み合わせできるほか、新しい色補正モードとグレースケール モードにより、幅広い視覚設定に合わせたディスプレイの最適化が可能となる。