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Web会議「相手の顔は見たいが自分の顔は見せたくない」 イトーキ調査

イトーキは、リアルとWebのハイブリッドで行なわれる「Web会議」の課題を明確にするため、首都圏の企業に勤めるハイブリッドワーカーに対して調査を行なった。それによると ハイブリッドワーカーは、通信の途切れや遅延等に不満を感じるほか、相手のカメラがオフで表情がわからない場合などに不満を感じながらも自分のカメラをオンにしなくても問題がないと考える人が約5割とギャップがあることがわかった。

首都圏のハイブリッドワーカーに週あたり何時間Web会議をしているか調査したところ、 週平均6.5時間、会議の82%がWebで実施されていた。また、直近1カ月で参加したWeb会議は定例会議が77.2%と最多だった。

Web会議で不便・不満を感じる点について質問したところ、1位は「途切れや遅延などの通信品質」で38.9%のハイブリッドワーカーが回答。2位は「相手のカメラがオフで、反応/表情がわからない(32.6%)」、4位は「資料共有時に相手の反応/表情がわからない(27.7%)」と、Web会議で相手の反応/表情がわからないことを不便・不満に感じている人が目立つ結果 となった。

Web会議で自身のカメラの基本設定について調査したところ、どんな時もカメラはオフにしている人が19.6%、基本はカメラをオフで時々オンにしている人が42.5%と、62.1%の人が「基本的にオフ」にしていることがわかった。

また、カメラをオフにしている理由としては、「顔を映さずとも問題ないため」と回答した人が49.8%と最多。Web会議で不便・不満を感じる点について、「相手のカメラがオフで、反応/表情がわからない」と回答した人が32.6%で2位だった一方、自身のカメラについてはオンにしなくても問題ないと考える人が約5割とギャップのあることが判明した。

自分以外の参加者のカメラ・オフに対する不便や不満については、不便・不満を感じている人は57.1%だった。また、不便・不満に感じている理由は、1位「相手の顔を見て話したい(26.6%)」、2位「一方的な説明の雰囲気になり会話や議論がしにくい(26.5%)」、3位「相手の表情が見えず 発言がしづらい(24.8%)」だった。この結果から、参加者の顔を見て自然に話せるWeb会議環境へのニーズがあることがわかった。

同社は、Web会議を、質の高い議論や会話をもたらす場としてさらに進化させるためには、「顔のみえるコミュニケーション」の実現など、話しやすさの改善や一体感をもたらす工夫をすることで、現状の課題を解決していくことが求められるとしている。

調査対象は、東京23区の企業(従業員100名以上)に勤務し、週1回以上ハイブリッドワークを実施するオフィスワーカー(Web会議を実施している人)。回答者数は2,000人。