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渋谷・Bunkamura、東急百貨店再開発で4月10日休館。活動は継続

東急百貨店本店は1月31日に営業終了した

渋谷の複合文化施設「Bunkamura」は、隣接する東急百貨店本店跡地の再開発計画に伴い、オーチャードホールを除き4月10日から2027年度中(時期未定)まで休館する。4月からは、オーチャードホールの営業を続けるとともに、渋谷や東急線沿線の周辺施設、東急歌舞伎町タワーなど東急グループの施設で活動する。

東急百貨店本店は1月31日に営業を終了しており、跡地には地上36階・地下4階、高さ164.8mの複合施設が建設される。2027年度竣工予定。

再開発計画に伴い、Bunkamuraはオーチャードホールを除き休館となるが、文化や芸術に親しむ場を提供するため、渋谷や東急線沿線の周辺施設、東急グループの施設などで、公演、展覧会、映画上映を開催する。

4月10日以降のBunkamura各施設の活動は以下の通り

  • オーチャードホール(音楽・舞踊など):日曜・祝日を中心に営業を継続。主催公演は「横浜みなとみらいホール」など他会場の使用を含めて開催
  • シアターコクーン(演劇):主催公演は東急歌舞伎町タワー内「THEATER MILANO-Za」など他劇場にて開催
  • ザ・ミュージアム(美術):渋谷ヒカリエ内「ヒカリエホール」などで展覧会を開催
  • ル・シネマ(映画):渋谷東映プラザ内に移転し、「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」をオープン
  • ギャラリー(美術):渋谷ヒカリエ内「クリエイティブスペース8/(はち)」に移転し、「Bunkamura Gallery 8/」をオープン

Bunkamuraチケットセンターのチケットカウンター業務は、東急シアターオーブチケットカウンター(渋谷ヒカリエ2階)にて行なう。また、電話でのチケット予約、問い合わせ対応は継続する。

Bunkamura館内のレストラン、ショップ、スタジオは、4月9日をもって営業を終了する。