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ファミマ、ホットコーヒーで「完全紙カップ」を実証実験

ファミリーマートは、FAMIMA CAFÉのホットコーヒー「ブレンドS」において、カップ・蓋一体型の「完全紙カップ」導入に向けた実証実験を開始する。

実証実験では、FAMIMA CAFÉの定番商品であるブレンドSの容器を、カップ・蓋一体型の完全紙カップ「the good cup」に変更する。実施店舗はファミリーマート本社ビルの社員専用店舗。期間は2月7日から3月6日まで。

ブレンドSは、豆選定、焙煎、抽出、すべて世界No.1バリスタ基準の自信作で、特長である「甘み」はそのままに、コク深い仕上がりの一杯となっているという。価格は110円。

同実証実験は、持続可能な社会の実現に貢献するために定めた「ファミマecoビジョン2050」の一環となる取り組み。ファミリーマート全店にてブレンドSの容器をカップ・蓋一体型の「完全紙カップ」に変更した場合、年間約250トンのプラスチック削減効果が見込めるという。

同実証実験に先駆け、ファミリーマート公式SNSにて「the good cup紹介動画」を公開し意見を募集すると、「グッドカップを使ってみたい」、「環境への配慮はありがたい」、「分別が楽で使いやすそう」という賛同意見もある一方で、「紙の味がコーヒーに影響が出ないか心配」、「通常のカップも選択できるようにしてほしい」、「蓋がなくても飲めると嬉しい」などの意見も集まった。これらの意見を踏まえて実証実験を行ない、未来にむけたプラスチック削減の検証をするとしている。