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アサヒ「マルエフ」に中瓶とミニ缶 ビール減税で市場拡大見込む

アサヒビールは、「アサヒ生ビール」(通称:マルエフ)の中瓶500mlと缶250mlを通年で、「アサヒ生ビール黒生」(通称:黒生)の缶250mlを数量限定で2月14日に発売する。価格はオープン。

マルエフと黒生の缶商品は、これまで350mlと500mlを展開している。新たに250mlの小容量を発売し、1:1で混ぜる「ハーフ&ハーフ」や2:1で混ぜる「ワンサード」といった飲み方を提案する。

中瓶では、注ぎ合うというコミュニケーションツールとしての商材を目指す。また、飲食店において樽生と比較して導入しやすい中瓶の発売を通じて、顧客との接点拡大、ブランドの認知拡大を図る。

2026年までの酒税改正に伴い段階的に酒税が一本化されるビール類において、'23年10月にビールの減税が予定されていることから、アサヒビールはビール市場の拡大を見込んでおり、「スーパードライ」と「アサヒ生ビール」の2つのブランドに注力し、ビールの魅力向上に取り組むとしている。

マルエフの缶商品は2021年9月に発売開始、2022年の販売数量は608万箱。黒生の発売は2022年2月で、2022年の販売数量は181万箱。