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Meta Quest Proに「AR録画」など新機能

Meta Quest Pro

Metaは、VRヘッドセット「Meta Quest」において「v47ソフトウェア・アップデート」を発表した。複合現実(AR)のキャプチャなど新機能が搭載される。

「Meta Quest Pro」の専用アップデートとしては、複合現実キャプチャ、バックグラウンド音声再生機能が追加。

複合現実キャプチャ機能では、複合現実空間での動画が撮影可能になった。これまでは、パススルーを有効にした状態で録画をすると、ゲーム内の背景は黒く設定されていたが、新機能では、Meta Quest Proで見ているものをそのまま録画できるようになる。v47では、「Tribe XR」で深夜のビートマッチや、「I Expect You To Die: Home Sweet Home」ではリビングルームでのスパイ活動など、複合現実を使ったプレイの瞬間を撮影し、共有できる。

バックグランド音声再生は、マルチタスクや音楽好きの利用者から要望の多かった機能。Meta Quest Proで、音楽を聴きながら仕事をしたり、「Walkabout Mini Golf」をプレイしながらポッドキャストを聴いたりすることが可能になる。この機能では、VR体験におけるあらゆる2Dパネルアプリのバックグラウンド音声をサポートしている。

その他の機能としては、欲しいVRゲームを登録して公開する「ウィッシュリストの共有」が追加されたほか、META QUESTモバイルアプリが改良され、VR内の友人の表示をより目立つところに配置してオンライン状態を確認しやすくした。ホーム画面にはウィジェットが追加され、ヘッドセットとコントローラーのバッテリー残量を表示する。

HORIZON HOMEでのアバター機能は、服装や髪型、髭、新しい顔への変更など、アバターの見た目をこれまで以上に簡単に変えられるようになった。また、Meta Quest 2とProのHome環境に「鏡」が設置され、自身の外見を確認しながら、リアルタイムでアバターを変更できる。