Meta Questにアップデート、山荘ホームやiOS連携強化

新ホーム「Mountain Study」

VRヘッドセットのMeta Questにソフトウェアアップデートが提供され、「v39」がまもなく配信される。

v39では、VR環境をワークスペースとして利用するホーム「Studio」に続く形で、モダンな山荘のようなデザインで窓から山の風景も楽しめる「Mountain Study」が追加される。Questの設定メニューの「バーチャルワークスペース」タブから選択できるようになる。このタブではVRに持ち込んだアイテムの管理も可能。

過去1年に渡ってマルチタスク機能が試験的に提供されてきたが、v39ではすべてのマルチタスク機能が正式版として、特別な設定をすることなく利用できるようになる。

マルチタスク機能

v37ではAndroidスマートフォンとの連携強化として、リンクを共有する機能が提供されていたが、v39では同様のことがiOSデバイスでも行なえるようになる。この機能では、スマートフォンからヘッドセットに対して簡単にリンクを共有することができ、ほかのユーザーから共有してもらうことも可能。Bluetoothでヘッドセットとスマートフォンが連携している場合に利用できる。

このほか、「Meta Quest ブラウザ」のロゴがリニューアルされる。

また今後1カ月の間に提供される機能として、Meta Quest ブラウザのように複数のインスタンスをサポートするアプリが、ユニバーサルメニューのアイコンをクリックした時に復元したいウィンドウを選択できる機能や、複数アプリの切り替え時に、最後に開いていたアプリに簡単に戻ることができる機能なども予告されている。