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開始1年で最速成長の三井住友「Trunk」 他行宛振込を実質100円に

三井住友銀行と三井住友カードによる法人向けデジタル総合金融サービス「Trunk(トランク)」は28日、他行宛振込手数料を145円から「実質100円」に引き下げた。あわせて、新機能として「デジタル保証協会付融資(東京都)」を追加するなど、サービス強化を図っている。

Trunkは、法人向けのネット口座とビジネスカードを軸とし、経理業務の効率化、資金の見える化、資金繰り支援などを一体で提供する総合金融サービス。2025年5月からスタートし、7月23日時点で9.2万口座まで拡大した。

リリース1年での法人口座獲得数9.2万は、「業界トップクラスの水準」(同社)と手応えを説明。「振込手数料の安さ」や、「経理をサポートする請求書支払等の機能」、ビジネスカード「ビジネスオーナーズ」などの使い勝手が支持されているという。

新たなサービス強化として、他行宛振込手数料を28日から、145円から実質100円へと引き下げる。「実質」となるのは、振込時に145円が引き落とされるが、差額の45円を後日返金するため。将来的には100円だけ引き落とし、というかたちを目指すが、早期に「業界最低水準」の実現を目指したため、こうした仕組みになったという。

また、口座開設に要する時間も、これまでは最短翌営業日だったが、8月中旬を目途に最短即日での開設が可能となる。

新機能として、「デジタル保証協会付融資(東京都)」を追加。東京都内の利用者は、24時間いつでもオンライン上から保証協会付融資を相談でき、融資実行の際もWeb面談などで完結。来店不要とし、短期の資金繰り支援だけでなく、長期資金の調達ニーズへも対応可能としている。

また、従来は融資実行まで2カ月ほどかかっていたが、提出書類のペーパーレス化や審査プロセスのAI活用などで、最短1カ月程度で融資実行できるという。東京都からスタートするが、今後多くのエリアに拡大する計画。

Trunkでは、1月にスタートした請求書支払い機能も好評。請求書をスマホアプリで読み取り、振込予約データを作成し、請求書保管や手入力を削減できることから、多くの中小企業の支持を集めている。特に「無料」で同機能が使えることが強みとなっており、導入企業は4,000社を超えた。こうした「法人口座だけ」でないデジタル機能の充実で、「安くて早いTrunk」を訴求し、「気づいたらDXが進んでいる」体験を目指すとしている。