ニュース

「スーツ」から「ビジネスウェアの青山」に “ビジカジ”徹底強化

青山商事は、新たなビジネスカジュアル商品として、メンズの新ブランド「ACTIBIZ(アクティビズ)」とリブランドしたレディスのキャリア向けブランド「ANCHOR WOMAN(アンカーウーマン)」を導入する。9月17日から初期投入店舗として「洋服の青山」の主要200店で販売を開始するほか、8日から「洋服の青山オンラインストア」で先行販売する。

ANCHOR WOMANとACTIBIZ(提供:青山商事)

ライフスタイルの変化により、ビジネスシーンでもよりカジュアルな装いが見られるようになったことから、「スーツ以外の選択肢」として、ビジネスシーンでの服装について見つめ直したというビジネスカジュアルブランド。「『スーツの青山』から『ビジネスウェアの青山』に向けた本格始動」と位置付け、「ACTIBIZ」と「ANCHOR WOMAN」でビジネスシーンに“ちょうどいい”服を提供していく。

アクティビズ

ACTIBIZ(アクティビズ)は、“快適な社会生活のための服”をコンセプトに、 誰でも簡単にコーディネートできて、自由なスタイルを楽しめるビジネスウェアとして「時代へのフィット感」を追求 。セットアップスーツやジャケット、スラックスからシャツ、ニット、カットソーといったコーディネートアイテムまで幅広く展開する。

価格帯は、ジャケットが17,600円~20,900円、パンツが7,590円~9,790円、シャツが4,290円、コート・アウターが8,690円~22,000円、シューズが17,600円~19,800円など。

今回、アクティビズ向けに専用の型紙を新たに作製。トレンドを意識したややゆとりのあるシルエットとし、リラックス感のある着心地が特徴という。繊維が体感温度をコントロールし、快適な着心地を提供する「コントロールα」や、パンツのウエストのアジャスターゴムがお腹周りの窮屈感を緩和する「スマートブースト」なども採用している。

ACTIBIZ(提供:青山商事)

アンカーウーマン

2013年にスタートしたANCHOR WOMAN(アンカーウーマン)もリブランド。仕事でスーツを着る人向けのブランドとして展開していたが、“自分コンフォート“をコンセプトにリブランドする。

セットアップスーツは合繊素材を中心に着回しのしやすさにこだわり、ストレッチ生地で動きやすく、自宅で選択可能とした。ソフトブラウスはシワになりにくく、ニットは毛玉ができにくいなど 、イージーケア性を特徴とするほか、オレンジ・パープル・ブラウン・ベージュなどカラーバリエーションも充実している。季節感を取り入れた深みのあるカラー展開とし。落ち着いた印象のオフィススタイルを目指す。

ANCHOR WOMAN(提供:青山商事)

価格帯は、セットアップのジャケットが16,500円~20,900円、ボトムスが8,800円~11,000円。ジャケットが13,200円~15,400円、ボトムスが8,690円~9,790円、ソフトブラウスが4,290円~5,390円、コートが25,300円など。

ビジカジ100億円に

青山商事では、2つのブランドを軸にメンズ・レディスの“ビジカジ”商品施策を推進。アクティビズの売上高は、将来的に100億円規模に育てていく。また、アンカーウーマンのリブランドにより、現在2割以下のレディス売上の構成比を拡大し、将来的に3割を目指すとしている。

“ビジカジ”を強化(提供:青山商事)
左から、フリーアナウンサーの新井恵理那さん、青山商事 青山理社長、社会学者の宮台真司さん(提供:青山商事)