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毎日好きなホテルに泊まれる東急「TsugiTsugi」、LCCのピーチと連携

東急は、定額制回遊型住み替えサービス「TsugiTsugi」の第3弾の申込受付を、9月5日に開始した。連泊を必須とせず期間内で宿泊日をえらべるプランを新設したほか、観光地域づくり法人との連携、Peach Aviationとの提携、日本経済新聞社が運営するシェアオフィスサービス「OFFICE PASS」との提携を開始する。利用料金は、44,800円から239,800円。

TsugiTsugiは、「日本全国をツギツギと巡る」ことができるサービスで、都市型からリゾートまで全国の多様な宿泊施設を定額で利用できる。1名の同伴が可能で、同伴者の事前登録は不要。

第3弾では、新たに宿泊対象施設を追加し、全国39都道府県180施設へ拡大。利用者から要望が多かった、連泊を必須としない、期間内で宿泊日を“えらべる”プランを新設する。

新設したプランは「えらべる5」と「えらべる14」の2つ。これらのプランにより、お試し利用や自宅とホテルの多拠点生活などのニーズに対応する。そのほか、30連泊の「まいにち30」を提供する。料金は、えらべる5が44,800円、えらべる14が134,800円、まいにち30が239,800円。

えらべるプラン利用期間イメージ
まいにちプラン利用期間イメージ

観光地域づくり法人との連携については、気仙沼地域戦略やするが企画観光局が参画。サービス利用者に対し、各地域の自然や歴史文化、伝統技術など地域ならではのローカルコンテンツを活用した地域交流の場を提供する。気仙沼地域戦略では水産業、するが企画観光局ではお茶を核としたローカル体験を展開する。

Peach Aviationとの提携では、えらべる14の先着600名限定特典として、ピーチポイント5,000円分を付与する。LCCとの提携により、移動費用負担を軽減し、行ったことのない場所も含めた様々な地域に行くユーザーの創出を狙う。

OFFICE PASSとの提携では、ワークスペースが利用できるプランを用意。同伴者とのワーケーション利用において、2人が同じ時間にリモート会議を行なうケースなど、ワークスペース利用のニーズに応える。

TsugiTsugiでは今後も、観光地域づくり法人との連携や宿泊対象施設の拡大、サービスの追加を推進し、多様化する暮らし方へのニーズに適応する「新しい生活体験」創出、自分らしい自由な暮らし方を実現する生活スタイルの定着を目指す。