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「スマート兵庫」実現で、兵庫県が携帯4社と連携

兵庫県は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルと、各社個別に「『スマート兵庫』の実現に向けたデジタル化の推進に関する連携協定」を締結した。スマートシティ・デジタルデバイドの解消の取組に関して県が携帯電話事業者4社と協定を同時に締結するのは全国初。期間は2023年3月31日までで、以降1年毎に更新。

県全域でデジタル実装を加速する「スマート兵庫戦略」を実現するための取り組みの一環で、実現に向けて相互連携と協力による取り組みを推進。デジタルデバイド解消に向け「誰一人取り残されない」ための取り組みを推進し、県全域でのデジタル実装を加速することが目的。

具体的な連携は、スマートシティモデル事業を実施してアセットの整備や技術的支援等を行なうほか、デジタルデバイド(情報格差)対策として、市町と連携したスマホ講習会や受講者へのサポート、行政アプリの利用推進などに取り組む。また、5G基地局の導入を促進し、県の保有施設での5G活用を推進する。