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ふかや花園プレミアム・アウトレット 10月20日開業。花園IC至近

エントランスイメージ

三菱地所・サイモンは、埼玉県深谷市で開発中の「ふかや花園プレミアム・アウトレット」の開業を10月20日に決定しました。2013年開業の酒々井プレミアム・アウトレット(千葉県)以来、約10年ぶり10カ所目の新たなプレミアム・アウトレットとなる。

ふかや花園プレミアム・アウトレットは、自然豊かな深谷市と埼玉県北西部の魅力を活かした「地域との共生」や利用者が「思い思いの過ごし方を楽しめる場所」をテーマとしたアウトレットモール。

ハイエンドブランドを中心に133店舗が出店し、そのうち埼玉県の名店など、飲食・食物販店舗は40店舗を占める。ショッピングの合間に楽しめる、アート散策やアトラクションエリアも用意し、日本初の「あそぼ!ガリガリ君」アトラクションエリア、デイリーユースな店舗/サービスなどで、滞在時間をより楽しめるコンテンツも用意する。

ブリックプラザ イメージ

ふかや花園駅から徒歩3分と電車のアクセスもよく、「深谷テラスパーク」やキユーピーが手掛ける「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」も隣接。深谷市・埼玉県北西部に根付く新たな観光拠点として、地域の発展への貢献を目指す。

店舗面積は約27,500m2。物販91店舗、飲食・食物販40店舗、サービス・その他2店舗の合計133店舗がオープンする。

ファッションでは、「Bally」や「Dsquared2」「Marc Jacobs」「.st」、「Valentino」「Versace」など、海外ハイエンドブランドからカジュアルブランドまで出店。アウトレット初出店となる楽器メーカーの「KORG(コルグ)」、アウトレット日本初出店となるゴルフブランド「Ping(ピン)」なども揃う。

飲食・食物販店舗では、埼玉県にゆかりのある地元の名店や地元グルメ・限定商品を展開。埼玉県の長瀞町で行列のできるフィンガーフード専門店「長瀞とガレ」(みそポテトと地酒の新業態店舗)は、秩父名物みそポテトや、秩父に伝わる借金なし大豆を使用したオリジナルきな粉のソフトクリームなどの限定メニューを提供する。

アート作品は、彫刻の森芸術文化財団が所蔵する彫刻作品や、アーティストが描き下ろしたウォールアートなどが登場。ツリーハウスをイメージしたフードホール「フードロッジ」では、約25mのガラス窓を活かし、アーティスト10名がデザインを手掛けるプロジェクションマッピングを投影する。

外岡秀樹「望郷」イメージ/彫刻の森芸術⽂化財団所蔵
BAKIBAKI「Lirios morados(仮)」イメージ/現地制作

また、埼玉県深谷市に本社を置く赤城乳業が製造、販売する氷菓「ガリガリ君」をモチーフにした、日本初のアトラクションエリア「あそぼ!ガリガリ君」が誕生。エリアでは「ガリガリ君」の巨大な顔とアイスが出迎え、屋外には、急降下と上昇や回転を繰り返すタワー型ドロップツイストや、ゴーカートで周回できる子供用アトラクション、屋内には「ガリガリ君」の形のボールプールや、「ガリガリ君」やアイスをモチーフにしたコイン式の乗り物などを展開する。

「あそぼ!ガリガリ君」外観イメージ
「あそぼ!ガリガリ君」内観イメージ

地元のデイリーユースのために、施設内にはスーパーマーケット「成城石井」やカフェ、レストランなど、飲食店や食物販店舗も展開。また、共用部には足洗い場やリードフックなどを常設したペット休憩所も完備。「Pet Paradise×上島珈琲店」では、愛犬と一緒に飲食を楽しめるカフェスペースを用意する。

施設デザインでは、「地域との共生」をコンセプトに、深谷の風景と呼応し新たなコミュニティや賑わいを育む施設を目指し設計。深谷市にゆかりのあるレンガを施した「ブリックフィールド」と、埼玉県北西部の緑豊かな自然の風景をデザインした「フォレストフィールド」、深谷市名産の花々をオマージュした外装デザインの2階建てフードホールビルディング「フードロッジ」で構成され、2つのフィールドと施設の中心的な広場である「センターコート 」を散策しながらショッピングを楽しめるよう計画された。敷地面積約は176,800m2

フォレストフィールド内にあるメインキャノピー(大屋根)を構えた広場は、深谷市が全国で有数の生産量を誇る百合の花をモチーフにしたことから「リリープラザ」と命名。センターコートと共に地域と連携したイベント開催などの活用を予定している。

「リリープラザ」イメージ

所在地は、埼玉県深谷市黒田169。交通アクセスは、関越自動車道 花園IC至近でクルマでのアクセスが良いほか、秩父鉄道 ふかや花園駅から徒歩3分。さらに、JR高崎線深谷駅と東武東上線森林公園駅から路線バスが運行される。駐車台数は約3,000台。