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エース×マツダ、バンパーをスーツケースに再生「マックスパス RI」

エースは「プロテカ」ブランドから、マツダの自動車バンパーを再利用したスーツケース「マックスパス RI」を、3月11日に発売する。価格は39,600円。

クルマのライフサイクルを通して環境負荷低減に取り組むマツダと共同で検討して開発。外装部にバンパー再生素材を100%使用している。エースがバンパー再生素材をスーツケースに使用するのは初。

外装部に使用しているのは、使用済み自動車のバンパーをリサイクルする技術により再生されたポリプロピレン樹脂。内装仕切りとインナーケースには、生地の端材をリサイクルした再生ポリエステルを使用している。

リサイクル時の環境負荷軽減も考慮しており、金属パーツを削減できる「インジェクション成型」を採用。インジェクション成型とは、製品形状を彫りこんだ金型内に溶融した原料(ポリプロピレン樹脂など)を高圧注入し、冷却後に取り出すことで製品の形を作る成型方法で、フレーム部分なども樹脂で一括成型できるため金属パーツ数を削減できるという。

機能面では、走行時の体感音量を軽減した独自開発の「サイレントキャスター」を採用。また、夜間の安全をサポートするため、走行時の振動で発電し発光するLEDライトを搭載している。

カラーはブラック。容量は38L、サイズは400×500×250mm(幅×高さ×奥行)、重量は3.5kg。100席以内機内持ち込み基準サイズ。3年間無制限の修理保証「プロテカプレミアムケア」対象製品。