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ガーミン、ソーラー強化・Suica対応GPSウォッチ「Instinct 2」

ガーミン Instinct 2シリーズ

ガーミンジャパンは、タフネス性能が特徴のアウトドア向けGPSウォッチ「Instinct 2」(インスティンクト ツー)を2月11日に発売する。合計15モデルをラインナップ。価格は49,500円~68,200円。

新製品のInstinct 2は、頑丈さや高精度GPSナビゲーション機能はそのままに、ディスプレイ解像度が前シリーズから約89%アップし176×176ドットになった。ソーラー発電対応の「Instinct 2 Dual Power」は性能が進化、スマートウォッチモードで無制限のバッテリーライフ(動作に必要な電力量をソーラー発電でまかなえる状態)を実現したという。

Instinct 2シリーズ全15モデルの中には、ベーシックモデルのほか、暗視ゴーグル向けやステルスモードといったミリタリー機能を備える「Tactical Edition」、タイドグラフ(潮汐表)、サーフィン、ウィンドサーフィン・カイトボードにも対応する「Surf Edition」など専門機能を搭載するモデルが含まれる。また、ケース径40mmで女性にも使いやすいサイズという「Instinct 2S」もラインナップされる。

なお、Tactical Edition Coyote Tanのみ2月下旬以降の発売予定。

Instinct 2

Instinct 2、49,500円~55,000円
Instinct 2 Dual Power、62,700円
Instinct 2 Dual Power Tactical Edition / Surf Edition、68,200円

Instinct 2S

Instinct 2S、49,500円~55,000円
Instinct 2S Dual Power、62,700円。Instinct 2S Dual Power Surf Edition(右)、68,200円

Instinctシリーズは、アメリカ国防総省が定めるMIL-STD-810G(耐熱、耐衝撃、耐水)をクリアした頑丈さと、スマートフォンと連携するスマートウォッチの機能を兼ね備えたアウトドアGPSウォッチ。100m防水で、繊維強化ポリマーケースにコーニングのGorilla Glass DX(ソーラー発電モデル)を組み合わせている。バッテリー稼働に加えて、シリーズにはソーラー発電モデルもラインナップしている。

Instinct 2シリーズは日常使いにもフォーカスし、Suica対応のキャッシュレス決済機能が追加された。健康管理に役立つ機能も充実し、ヘルスモニタリング機能では従来の心拍数、ストレスレベル、体のエネルギー残量を可視化するGarmin独自のBody Battery、血中酸素トラッキングなどに加えて、睡眠の質を100までの数値で評価する睡眠スコアが追加されている。女性ユーザー向けの生理周期、妊娠トラッキング機能も追加された。

左から、睡眠モニタリング、ゴルフ、トレーニングステータス、Suica、事故検出機能

スポーツアクティビティについても強化されており、従来のランニングやサイクリング、スキー、スノーボード、筋力トレーニングなどに加えて、ゴルフ、屋内クライミング、ウィンドサーフィン、クロスカントリー、バーチャルランニング、ヨガ、ピラティス、HIIT(高強度インターバルトレーニング)などが追加され、30以上のアクティビティに対応。

アウトドアアクティビティではフィッシングやハンティングプロフィール機能も搭載される。

さらにアウトドアでの突発的な事故に遭遇した時に、自動的に事故を検出、登録した緊急連絡先に現在地を送信する事故・転倒検出機能も新たに装備される。

左から、サーフィン、タイドグラフ、ステルスモード、ナイトビジョン、通知機能
稼働時間

通信機能はBluetooth、ANT+、USB。衛星測位はGPS/GLONASS/GALILEO/みちびき(補完信号)。搭載センサーは光学式心拍計、電子コンパス、気圧高度計、加速度計、 温度計、血中酸素トラッキング。

Instinct 2の大きさは45×45×14.2mm、重さは52g。Instinct 2Sの大きさは40×40×13.3mm、重さは42g。