ニュース

西武ドーム、「ベルーナドーム」に名称変更

通販会社のベルーナと西武ライオンズは、埼玉西武ライオンズの本拠地である「西武ドーム」の施設命名権(ネーミングライツ)スポンサー契約を締結した。これにより3月1日から西武ドームは「ベルーナドーム」に名称を変更する。契約期間は2027年2月28日までの5年間。メットライフ生命保険とのネーミングライツ契約は2月28日に満了となる。

ベルーナは埼玉県に本社を構え、'15年から埼玉西武ライオンズのオフィシャルスポンサー契約を締結してきた。共同で球場イベントなどを企画したほか、'18年と'19年のリーグ優勝を受けて優勝祝いのセールを実施するなど、埼玉西武ライオンズを応援してきた。スポーツやエンターテインメントを通じ地域の振興をより盛り上げるため、ネーミングライツ契約締結に至った。

今回の契約締結にあたり、まずは2022シーズンのホーム開幕戦となる、3月25日のオリックス・バファローズ戦より、両社が共同でイベントや企画を実施。本拠地でのライオンズ勝利時に、「ベルーナビクトリー賞」として来場者へ応援グッズやベルーナの取り扱い食品などを抽選でプレゼントするほか、ベルーナの公式マスコット「べるーにゃ」と球団のコラボグッズ制作などを予定する。

メインゲート上電飾看板やドーム正面屋根部分などに掲出されるベルーナドームのロゴは、英語表記の頭文字「B」と「D」をシンボルとした。ベルーナのコーポレートカラーであるグリーンと、ライオンズの「レジェンドブルー」を組み合わせ、ベルーナと西武ライオンズの団結、ファンとの出会いや交流の意味を込めた。

契約締結にあたり開かれた記者会見には、ベルーナ代表取締役社長の安野清氏、西武ライオンズ代表取締役社長の奥村剛氏、埼玉西武ライオンズの辻発彦監督、主将の源田壮亮選手らが出席。ベルーナの安野社長は「ベルーナドームを活用した企画を検討・実施していく。皆さまの衣食住遊を豊かにする取り組みを今後も継続的に実施し、埼玉西武ライオンズを応援していく」とコメントした。

(左から)埼玉西武ライオンズ源田壮亮選手、辻発彦監督、西武ライオンズ代表取締役社長奥村剛氏、ベルーナ代表取締役社長安野清氏、同取締役専務執行役員安野雄一朗氏

埼玉西武ライオンズの辻監督は「我々としては勝ち続けることで、ベルーナさまやファンの皆さまのご期待にお応えしたい」、源田選手は「ベルーナドーム元年に華を添えられるよう、2月のキャンプからはさらに練習に励み、今年こそ優勝を掴み取りたい」と抱負を語った。

埼玉西武ライオンズ 辻発彦監督
埼玉西武ライオンズ主将 源田壮亮選手