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西武ライオンズ、「メットライフドーム」VR化。新施設も

ピッチャーマウンドから見たメットライフドーム

西武ライオンズと、NTTコミュニケーションズは、埼玉西武ライオンズの本拠地、メットライフドームをバーチャル空間で再現した「LIONS VIRTUAL STADIUM」を始めとしたサービスを3月26日より開始する。スマートフォンやパソコンなどで閲覧可能で、改修を終えた新施設の体験や換気・混雑状況も確認できる。

メットライフドームは、3月8日に改修計画を終え、プロ野球開幕となる3月26日にグランドオープンが予定されているが、新型コロナウイルスの影響で、観客の上限を10,000人とすることが決まっている。そのため、多くのファンが楽しめるよう、両社が共同で企画した取り組み。

高精度カメラによる360度パノラマ撮影でメットライフドームをバーチャル空間上に再現。ユーザーが自由に空間を散策できる。また、今回の改修で新設した「アメリカン・エキスプレス プレミアム ラウンジ」は、新型コロナウイルスの影響で当面の間稼働を見合わせるが、LIONS VIRTUAL STADIUMでは同ラウンジ内を自由に閲覧でき、壁面に飾っている日本一のチャンピオンフラッグやユニフォームをタップすると、優勝を決めた試合の写真やライオンズOBの記録なども見ることができる。そのほか、改修で新たに誕生した座席や、普段入ることのできないチームベンチ、マウンド付近からの視点もVRで見ることができる。

アメリカン・エキスプレス プレミアム ラウンジ

グッズショップやレストラン内の二酸化炭素濃度を測定し、埼玉西武ライオンズ公式アプリにリアルタイムで表示するサービスも26日から開始。昨シーズンに続き、飲食店やグッズショップの入口付近を撮影したデータをリアルタイムで配信し、各エリアの混雑状況もアプリから確認可能。サービスに使用しているカメラ「coomonita」の数を増設し、確認可能なエリアを増やした。