ニュース

アサヒビール「生ジョッキ缶」、泡立ちを向上して一新。製造数5倍に

アサヒビールは、開栓すると泡が自然に発生する「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」を、3月29日発売分からリニューアル。生産体制を強化し、年間製造可能数量を昨年比5倍の、大びん633ml×20本換算約1,290万箱、実数約2,000万箱とする。

生ジョッキ缶は、2021年4月6日にコンビニエンスストアでの先行販売を開始したが、販売数量が想定を大きく上回ったことから商品供給が追い付かず、4月8日に出荷一時停止を、4月21日に4月製造分出荷次第一時休売することを発表。6月に再発売したが、その後は数量限定で随時発売する形が現在も続いている。

3月29日発売分からのリニューアルでは、缶胴資材の改善により開栓時の泡立ちを向上させ、飲み口全体が泡で覆われるまでの時間を半減させている。また、辛口やキレのよさといったコンセプトはそのままに、飲みごたえを向上させているという。

缶体パッケージもリニューアル。ビールの液色とともに「Asahi」と「SUPER“DRY”」の斜めロゴを大きく描き、缶体裏面には「きれいな<泡>の楽しみ方」を記載している。

缶体裏面

容量は340ml、アルコール分(度数)は5%、純アルコール量は13.6g。3月29日発売後の、4月以降の発売日は現時点で未定。

なお「アサヒスーパードライ」も1987年の発売以来36年目で初めてフルリニューアル。飲みごたえや、ほのかなホップの香りの付与などによる発酵由来のビールらしい香りを向上させている。また缶体パッケージは、「Asahi」ロゴと「SUPER“DRY”」ロゴの視認性を向上させている。

アサヒスーパードライ