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JR東海、顔認証で改札を通過する実証実験。品川・名古屋新幹線駅で

JR東海は、顔認証技術を使った改札機通過の実証実験を11月12日から2022年1月19日まで行なう。東海道新幹線品川駅及び、名古屋駅の一部改札で、JR東海の社員を対象として行なわれる。

割引証の提出や証明書の提示が必要な利用者限定商品のネット販売や、チケットレス化及び、顔認証のみによる改札機通過の実現可能性を探るための検証。

実施場所は、東海道新幹線品川駅 北口3号機(IC専用改札機)及び、同名古屋駅 新幹線南口3号機(IC専用改札機)。

実験対象の改札機を通過する際、ICカードによる利用判定と顔認証を行なう。今回の実験では、顔認証のみの改札機通過は行なわない。新幹線の予約情報(利用日・区間等)から、改札機の入出場可否を判定する。

顔認証は、改札機に設置した顔認証カメラで撮影した顔画像から算出した顔の特徴量と、事前に登録した実験対象者の特徴量を照合する。カメラは改札機の入場口・出場口の両方向に設置。改札を通過する動画を常時撮影する。