Osaka Metro、顔認証改札を本格導入

顔認証改札機イメージ(入場側)

Osaka Metroは、2025年大阪・関西万博に向けたキャッシュレス・チケットレス改札の取組みの一環として、2024年度末までの導入を目指している「ウォークスルー型顔認証改札機」の設置を、11月23日から開始する。

Osaka Metroでは、顔認証改札機の実用化に向けた課題抽出や検討基礎データの取得を目的に、2019年度からOsaka Metro社員を対象にした実証実験を開始し、2022年度には車いす利用の乗客を対象にした実証実験を実施していた。

実証実験の内容を踏まえて本格導入の目途が立ったことから、11月23日にOsaka Metro 御堂筋線 なんば駅北東改札へ顔認証改札機を設置し、Osaka Metro社員を対象に使用開始。2024年度末の一般乗客利用の開始に向けて、順次設置を進める。

顔認証改札機イメージ(退場側)

機器は2型あり、サイズと通路幅員は、通常幅型が950×1,870×2,100mm(幅×奥行×高さ)、590mm、幅広型が1,300×1,870×2,100mm(同)、940mm。設置場所の状況等によりいずれかの顔認証改札機を設置する。

顔認証改札機の製造は高見沢サイバネティックス、顔認証システム構築はパナソニック コネクト。