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平井駅前に29階・110mの複合施設。野村/阪急阪神不動産

平井駅北口駅前広場に面した立地の、29階建て・高さ110mの複合施設の新築工事が3月23日に着工した。野村不動産と阪急阪神不動産が推進する開発事業で、3月31日に起工式が行なわれた。

JR総武線 平井駅北口駅前広場に面した約0.7haの区域において、「平井五丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」として進められている事業。1階と2階は商業施設、3階は子育て支援施設(認可保育園)、5階以上に約370戸の住戸を配置した施設構成となる。

「地域の顔となる施設づくり」を目指し、地域の人が利用可能な集会室や駅前広場に面したにぎわい広場、ウッドデッキやシンボルツリーを設置する。

また周辺は、まとまったオープンスペースがなく、細街路に面した建物が老朽化しているなど、災害時における消防救助活動が困難という課題があるという。この課題に対し、特定緊急輸送道路に面した防災広場への防災設備の設置や、建物内への一時避難場所、防災備蓄倉庫の整備により、地域の防災性の向上を図る。

計画地は東京都江戸川区平井五丁目65番(地番)で、アクセスは平井駅徒歩2分。建築面積約2,300m2、延べ面積約44,400m2