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フィンランド発フードデリバリー「Wolt」、岡山市で開始

フードデリバリー事業「Wolt(ウォルト)」を展開するWolt Japanは、12月3日より岡山市内においてサービス提供を開始する。

Woltは、2014年フィンランド・ヘルシンキでサービスを開始。現在は23カ国100都市以上で展開している。日本では2020年3月に広島で提供を開始し、札幌、仙台、東京と展開エリアを広げている。

岡山では、南区、中区、北区の一部からスタート。順次配達エリアを拡大する。配達料は、店からの距離1.5km以内が99円、2.5km以内が199円、4km以内が299円。営業時間は、11時から22時。

Woltの特徴は、「地元で愛される名店の取り扱いの多さ」だという。岡山では「麺処 ぐり虎」「ももたろうの屋台」「くしあげ飯房 ごんご」「Doggggers」など、サービス開始時点では50以上の店舗が加盟する。

Woltでは独自システムを採用し、配達パートナーが効率的な配達を支援。平均30分程度で迅速な配達を行なうとしている。

また、ユーザー、加盟レストラン、配達パートナーに対して、1分以内に返答を行うチャットサポートを提供。スピーディーに問題解決を行うと同時に、集めたフィードバックによりサービスの改善を行なう。

Woltの配達パートナーは、交通安全ルール遵守などを含む適性テストに合格したパートナーのみで構成。また加盟店に北欧デザインの「Woltオリジナル紙袋」やお店がお客様への想いを綴れる「Thank you!カード」を提供するなど、フィンランド流の温かみのあるおもてなしを取り入れながら「質の高い顧客体験の提供」と追及する。

Woltは今後、100都市への進出を目指す中で、中国地方と四国の交通の要でもある岡山への進出をきっかけにより中国・四国地方への進出を加速していきたいとしている。