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フィンランド発フードデリバリー「Wolt」、東京で開始
2020年10月16日 14:48
フードデリバリー事業「Wolt(ウォルト)」を展開するWolt Japanは、10月22日より東京都内においてサービス提供を開始する。
Woltは、2014年フィンランド・ヘルシンキでサービスを開始。現在は23カ国100都市以上で展開している。日本では2020年3月に広島で提供を開始し、札幌、仙台と展開エリアを広げている。
東京では、渋谷区、港区、新宿区、目黒区、世田谷区、品川区の一部からスタート。順次配達エリアを拡大する。配達料は、店からの距離1.5km以内が99円、2.5km以内が199円、4km以内が299円。営業時間は、日曜日から木曜日が10時から23時、金・土曜日が10時から24時。
Woltの特徴は、「地元で愛される名店の取り扱いの多さ」だという。例として、広島の「薬研堀 八昌」、「酔心本店」、札幌の「スープカリーSuage+」、「中国料理 布袋」などの加盟店を挙げる。
東京では「トラットリア・ピッツェリア ラルテ」、「グリーンブラザーズ」、「Mikkeller Tokyo」など、サービス開始時点では150以上の店舗が加盟する。
Woltの創業の地であるフィンランド・ヘルシンキは、低い人口密度や悪天候など、フードデリバリーサービスにとって厳しい環境であるとし、そういった環境下において効率的に配達を行なうためのアルゴリズムを持つ独自システムを採用。配達パートナーにとっては効率的な配達が可能で、平均30分程度と迅速な配達を行なうとしている。
また、ユーザー、加盟店、配達パートナーに対して、1分以内に返答を行なうチャットサポートを提供。スピーディーな問題解決を図ると同時に、集めたフィードバックによるサービスの改善を行なう。
Woltの配達パートナーは、交通安全ルール遵守などを含む適性テストに合格したパートナーのみで構成。また加盟店に、北欧デザインの「Woltオリジナル紙袋」や、店舗から利用者への想いを綴れる「Thank you!カード」を提供するなど、フィンランド流のおもてなしを取り入れながら、「質の高い顧客体験の提供」を追求する。