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イトーキ、「CO2を食べる自販機」のCO2吸収材を活用したスツール
2026年7月23日 09:00
イトーキは、アサヒ飲料が展開する「CO2を食べる自販機」で回収したCO2吸収材を原料の一部に活用した3Dプリント製スツールを製作した。8月1日にリニューアルオープンするアサヒ飲料明石工場内の「三ツ矢サイダーミュージアム」に設置される。
CO2を食べる自販機は、庫内にCO2を吸収する特殊材を搭載した自動販売機。一般的に自動販売機は周辺の大気を吸いこみ、それを利用して商品を冷やしたり温めたりしているが、CO2を食べる自販機では特殊材により大気中のCO2のみを吸収する。周囲の大気からCO2のみを吸収するという点で、木と同じような役割を果たしているという。
アサヒ飲料がCO2を食べる自販機を展開する目的は、自動販売機で吸収したCO2を資源として循環させ、循環型かつ脱炭素社会の実現に貢献するため。この取り組みを三ツ矢サイダーミュージアム来場者に分かりやすく伝えるため、スツールを製作した。
同館にもCO2を食べる自販機が設置されており、自販機で回収したCO2吸収材を廃棄するのではなく、来場者が実際に座り、触れることができる家具として再利用することで、資源循環の取り組みをより身近に感じられる形にした。
スツールは、CO2吸収材を原料の一部に活用した樹脂材料を用い、3Dプリンターで製作。CO2吸収材を含む新たな材料を安定して造形するため、イトーキ中央研究所が材料の配合や3Dプリント条件を検討し、コバヤシがその内容をもとに材料を製作。イトーキ滋賀工場の生産技術部が3Dプリンターによる製作を行なった。
形状面では、限られたスペースでも扱いやすいよう、重ねて保管できるスタッキング仕様を採用。座面部分に持ち手を設けるなど、運用のしやすさにも配慮している。
デザインは、三ツ矢サイダーミュージアムの空間に自然になじむことを重視。アサヒ飲料のブランド世界観や、リニューアル後のミュージアムの雰囲気に調和するよう形状やカラーを検討した。
三ツ矢サイダーミュージアムの所在地は兵庫県明石市二見町南二見1-33。見学予約はホームページからで、6名以上の団体は電話予約。入場料は無料。



