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JR西日本、「忘れ物傘」を1本199円から販売 姫路で実証実験
2026年7月22日 15:22
JR西日本は、保管満期を迎えた持ち主不明の忘れ物傘を再利用し、姫路駅周辺の9施設でセルフ販売する実証実験を11月30日まで実施している。価格は1本199円~1,999円。施設利用者が急な雨に見舞われた際などに購入できる。
販売ラックは、姫路郵便局、姫路将軍橋郵便局、りそな銀行姫路支店、みなと銀行姫路支店、リッチモンドホテル姫路、姫路情報システム専門学校、三木美術館などに設置。ラックに掲示したQRコードから、PayPayまたは各種クレジットカードで決済する。
販売する傘は雨傘のほか、晴雨兼用の日傘やブランド傘なども含まれる。種類や状態によって価格が異なり、すべての傘で検品と持ち手部分の除菌を実施済み。
国内では年約8,000万本の傘が廃棄され、JR西日本でも忘れ物傘の8割以上は持ち主が判明せず、処分していたという。保管期間を終えた傘を販売に回し、新たな傘の生産や廃棄の抑制につなげる。
同実証に合わせ、JR西日本と姫路情報システム専門学校は、学生を対象に販売ラック用ポスターのデザインを募集した。応募12点から3点を選び、両者で編集したポスターを全施設のラックに掲出している。
合同会社Oとの共同企画では、学生などを対象に「鉄道」をテーマとする「てつ傘アートコンペ」を開催。優秀作品を使ったオリジナルアート傘「てつ傘-TETSUKASA-」を販売予定としている。姫路などのホテルでは、施設・企業向けに日傘と雨傘をまとめて提供する一括レンタルサービスの検証も開始した。
傘1本のリユースによるCO2削減量は約692gで、Lサイズのレジ袋約23枚分に相当する。

