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松屋銀座、新館「並木通り館」9月5日開業 アニメ・マンガ・ゲームを集結

松屋は、新館「松屋銀座 並木通り館」を9月5日に開業する。銀座並木通りビルの1~3階で、2階と3階に日本のコンテンツを発信する新拠点「ギンザミライミュージアム」(愛称:ギンミラ)をオープンする。1階は「アニエスベー」で、オープンは10月9日。

ギンザミライミュージアムは、ジャパンカルチャーの聖地を目指す施設。最旬のコンテンツをここでしか楽しめない展覧会として届けるとしている。アニメやマンガ、ゲームなどのコンテンツを集結させ、Z世代やインバウンドを中心とした世界中のファンに向けて、「その時・その場所」でしか味わえない充実したエンターテインメント体験を提供する。

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松屋は長年コンテンツ催事の企画・制作を手掛けてきており、銀座店8階の催事場で大規模展覧会を開催している。ギンザミライミュージアムでは、より様々なコンテンツを網羅するため、少しコンパクトな規模で、年間10本程度の展覧会を開催する。

アニメやゲームなどの体験を提供することで、従来の百貨店顧客層とは異なる若年層や訪日外国人などの新たなファンの来場を促進。さらに、本館との連携施策により他売場への送客も目指す。

日本のエンタメ・コンテンツを提供することは、他店との差別化にもつながるとし、また5年後には銀座を「ジャパン・カルチャーの聖地」として世界へ定着させるとしている。

コンセプトは「最高の“トキ消費““タイパ”を銀座から世界へ」。同じ志向を持つ人が「その時、その場所」にしかないコンテンツを共有できる空間、短い時間でも最大限の満足感を得られる充実した展示構成の施設とする。取扱カテゴリーはアニメ、マンガ、ゲーム、デジタルアート、キャラクター、音楽・アイドル、芸能など、幅広いエンターテインメント。

2階は約316m2の展覧会場で、定期的に様々なIPの企画展を開催する。3階には約117m2の物販会場と約188m2のコラボカフェを併設する。カフェの運営はテーマカフェを手掛けるエルティーアールと協業し、コラボメニューの企画・開発、コンテンツの世界観を味わえる空間づくりを推進する。

直近で予定している展覧会は、「アニメ天官賜福展 -天地流光-」(9月5日~29日)、「NO.6の世界展」(10月2日~26日)、「ギルティクラウン×甲鉄城のカバネリ展」(10月30日~11月23日)。

松屋では、文化催事で培ってきた展覧会ノウハウを活かした収益基盤の強化を推進しており、ギンザミライミュージアムも柱の一つとなる。

背景には、2024年に内閣府を中心に策定された、2033年までにエンタメ・コンテンツ産業の海外市場規模を20兆円まで引き上げる方針を掲げる「新クールジャパン戦略」がある。

松屋は松屋銀座での文化催事を企画、運営していた部を事業部化し、IPを活用したコンテンツ事業を継続している。松屋銀座で企画した展覧会をパッケージ化して全国に展開するモデルが成長しており、2025年度には年間80本の巡回展を実施した。収益性やオペレーションが課題となっていたが、数年かけて改善したという。ギンザミライミュージアムのオープンでさらに収益性を向上させ、2029年度に売上高70億円とすることを目指す。

コンテンツ事業総額売上高の推移

松屋銀座 並木通り館の所在地は東京都中央区銀座2-3-6 銀座並木通りビル 1~3階。