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ソースネクスト、音声を自動で文字起こしするレコーダー「AutoMemo」

ソースネクストは、録音した音声ファイルを自動でテキスト化できるボイスレコーダー「AutoMemo(オートメモ)」を、12月4日に発売する。価格は18,000円。11月10日から予約受付開始。

AutoMemoは、音声が自動で文字になるボイスレコーダー。録音ファイルがWi-Fiで自動的にクラウドへ転送され、専用アプリで音声と文字を確認できる。メールで受け取れる設定も用意する。AutoMemo本体での録音した音声の再生はできない。

AutoMemo

録音ファイルの確認、再生は無料。録音データをテキスト化するサービスは、無料の「ベーシックプラン」、月額980円(税込)の「プレミアムプラン」、1回980円(税込)の「10時間チャージ」の3つの料金体系を用意。専用アプリ内でプラン変更ができる。

ベーシックプランは、毎月1時間までの録音データのテキスト化が可能。プレミアムプランは、毎月30時間までのテキスト化が可能。10時間チャージは、1回のチャージで10時間分のテキスト化が可能。10時間チャージについては、余った時間は翌月以降に繰り越せる。なお、本体購入時はベーシックプランとなっている。

AutoMemoでは、録音ファイルとテキスト(音声認識した文字)がシンクロしており、タップしたテキスト部分の音声を再生可能。長時間の録音ファイルでも、聞きたいところから再生できる。テキストを見ながら音声を聞き直せるため、誰が話したかの確認も可能。

テキストタップ操作 イメージ

また「ブックマーク機能」を備え、録音中に本体のブックマークボタンを押すと、ブックマークとして登録される。議題が変わったタイミングや重要な議論のタイミングなどでブックマークすることで、重要な部分をすぐに確認できるとしている。

ブックマーク機能 イメージ

データ管理に関しては、録音データ自動保存、保存件数・期間無制限、キーワードで全ファイル検索可能といった特徴がある。

録音データはWi-Fiに接続すると自動でクラウドに保存されるため、パソコンに繋いでデータを移行するなどの手間が省ける。

録音データ、テキストは、クラウド上に無制限に保存可能。またキーワード検索により保存したデータから目的の録音データを見つけられるため、1つ1つ録音ファイルを再生する必要がないとしている。

保存管理(左)とキーワード検索(右) イメージ

本体サイズは約130×41×12mm、重量は約86g。メモリは8GB。電池はリチウムイオン電池で、電池容量は1,400mAh。

外部接続は、Wi-Fi(IEEE 802.11a/b/g)、Bluetooth 4.2、USB Type-C(充電用)、3極ステレオマイク端子。USB Type-Cケーブル付属。専用アプリの対応OSは、Android 6.0以上、iOS 13.0以上。

発売を記念して、2021年6月30日までプレミアムプランを無料で利用できるキャンペーンを実施。対象はオートメモを利用し、アプリからプレミアムプランを申し込んだ人。申込期間は12月4日から2021年6月30日まで。キャンペーン期間終了後はプレミアムプランの自動更新となり、ベーシックプランへの切り替えは手続きが必要。