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ポケトーク、自分の映像に翻訳字幕を付けるビデオ会議新機能

「ポケトーク字幕」機能

ソースネクストは、AI翻訳機「POCKETALK」(ポケトーク)に、2つの新機能「ポケトーク字幕」「グループ翻訳」を追加する無料のアップデートを実施する。ポケトーク字幕は8月に、グループ翻訳は7月に提供される予定。

アップデートの対象機種はポケトーク W、ポケトーク S、ポケトーク S Plus。初代モデルは対象外になる。アップデートにはWi-Fi接続が必要。

ビデオ会議に翻訳字幕

ポケトーク字幕機能は、ビデオ会議などの自分の映像に、翻訳された字幕を付ける機能。ポケトークで相手の言語に翻訳した言葉を、字幕として自分の映像に合成、この映像をビデオ会議の自分のカメラ映像として利用する。ポケトーク専用のパソコン用ソフト(Windows 8.1~)と連携する形で機能が提供される。翻訳は82言語に対応する。この機能は、同社調べで日本初としている。

お互いがポケトークとこのソフトウェアを利用することで、異なる言語でも翻訳機能を介してビデオ会議が可能になるとする。翻訳字幕を合成した映像は、会議だけでなく、スピーチや映像の配信などにも利用できる。

対応予定のリモート会議サービスは、Zoom、Skype、Microsoft Teams、Google ハングアウト、Google Meet、LINE、Slack、Discord、OBSなど14種類。開発中のため変更になる可能性がある。

自身の映像に相手向けの字幕を付けて送信

グループ翻訳

グループ翻訳機能は、複数のポケトークをつなぎ、国内外の複数人でコミュニケーションがとれる機能。グループを作成し、ポケトークに向かって話しかけると参加者にテキストでメッセージが送られ、それぞれの端末では設定している言語に翻訳され表示される。ひとつのグループに最大100人まで登録できる。ポケトーク内蔵のSIMで通信するため、グローバルの対応地域で利用できる。