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イオン、2023年ネットスーパー本格稼働に向け大型自動倉庫

イオンネクストは、2023年のネットスーパー本格稼働に向け、千葉市緑区誉田町にCFC(顧客フルフィルメントセンター)建設予定用地の取得に関する予約契約を締結した。

イオンは、'19年11月に英国のネットスーパー企業Ocado Groupの子会社であるOcado Solutionsと日本国内における独占パートナーシップ契約を締結。AIとロボティクス機能を導入したネットスーパー事業の本格稼働を目指している。

国内初となるCFCでは、センター内で約5万品目の商品を品揃えでき、ロボットとAIによる24時間稼働や効率的なピックアップにより、安定的な供給が可能。Ocadoのソリューションを活用し、CFC内のロボットは50点の商品を約6分間で処理できるという。また、AIアルゴリズムを用いて、最適な配送ルートを特定できるため、最も効率よく商品を届けられるとする。

誉田に建設するCFCの建築面積は2.75万m2。千葉県と首都圏を対象に生鮮食品を含む暮らしの必需品を中心に、オンラインで注文を受けて宅配するオンライン・スーパーマーケットのサービスを提供する。

イオンネクスト第1号の大型自動倉庫として展開し、2023年の事業開始時には、千葉県で約700人程度の雇用を予定。また、今後数年内に同様の施設の建設を計画している。