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コロナ接触確認アプリiOS版、陽性登録できない不具合を解消

厚生労働省は13日、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のiOS版の最新バージョン(1.1.2)を提供開始した。接触確認アプリに陽性者として登録を行なう際、正しい処理番号を入力しても登録できない問題を解消した。Androidの修正版については近日配布予定。

接触確認アプリは、新型コロナウイルス感染者と接触した可能性について通知を受け取れるスマートフォンアプリ。同アプリでは、検査で陽性となった場合陽性者自身が報告・登録する必要があるが、アプリの不具合により陽性者登録に必要な処理番号の登録ができなくなったため、7月11日から処理番号の発行が停止されている。処理番号の発行は、Android版の修正版が配布された後に再開予定としている。

なお、アプリを利用した場合の接触の記録の機能は、端末内で14日間が経過するまで記録が保持されるため、厚労省では引き続き利用を続けるよう呼びかけている。接触確認アプリの7月10日17時時点でのダウンロード数は約648万件(iOS/Androidの合計)。