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PayPay、住信SBIネット銀行からチャージ対応。CAFISを介さず低コスト化

スマホ決済サービス「PayPay」は、1月31日より住信SBIネット銀行の口座登録に対応した。この接続は「Money Tap」のシステムを利用した初の接続となる。

住信SBIネット銀行は、預金総額5.2兆円、口座数371万口座を有し、国内のインターネット専業銀行では最大手となる。

今回の連携は、Money Tapをインフラに活用。既存インフラであるCAFIS(キャフィス)等を介さずに銀行口座からの直接的なチャージが可能となるため、PayPayにおける個々の金融機関との接続負担軽減が図れる。金融機関においても既存インフラに比べて低コストで事業者接続を実現できる。

マネータップは、SBIホールディング傘下で、送金アプリ「Money Tap」や次世代金融インフラを提供している。Money TapとAPI接続する金融機関は、個人間送金サービスのほか、年内に本格展開予定の店頭決済サービス、他の決済事業者へのチャージ型サービスの展開が可能になる。

PayPayは、今後新たに接続する金融機関には、低コストかつ拡張性のあるMoney Tapを介した接続を推進していく。