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リーボック、ブランドロゴを統合。フィットネスのデルタロゴなくなる

統合後のロゴ

リーボックは、ファッションカテゴリーの「Reebok CLASSIC」と、フィットネスカテゴリーの「Reebok」のブランドロゴを、「ベクターロゴ」と「Drop-R ワードマーク」に、2020年から統合する。

これまでファッションカテゴリーとフィットネスカテゴリーで、ロゴを使い分けていた。これらのロゴをひとつに統合し、また2019年11月からベクターロゴをフィーチャーしたフィットネスアイテムを、早期限定発売する。

ベクターロゴは、50年以上の歴史を持つリーボックのサイドストライプとクロスチェックデザインをベースに作成し、1992年に導入。最近では、カジュアルラインであるReebok CLASSICに使用されていた。

一方、フィットネスカテゴリーの「デルタロゴ」は2011年に導入し、フィットネスラインで使用されていた。

統合背景として、現代の消費者はジムでのワークアウト時と日常を細かく棲み分けしておらず、普段着とスポーツウェアの垣根がなくなりつつあることを挙げる。そういった状況に対し、リーボックではロゴを統合し、カテゴリーの境界を越え、ブランド全体で一貫性のあるプロダクトを展開するとしている。

統合にあわせてベクターロゴのデザインをアップデート。オリジナルの構成はそのままに、より見やすくすっきりとしたという。

デルタロゴについては今後も、クロスフィットやUFCブランドのリーボックアパレルを含む一部商品で引き続き使用される。