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電動キックボード、最新型の「WIND 3.0」はダンパー機能で安定性向上

シェア電動キックボード事業を展開するWind Mobility Japanは、自社で独自開発した最新型シェア電動キックボード「WIND 3.0」を発表した。現在公道走行の運用を実施している千葉市美浜区広域エリア、浦和美園駅周辺エリアにて、順次WIND 3.0に変更する。

WIND 3.0は、設計からデザイン、製造まで全て自社で開発。シェアリング利用されることを前提に設計しているという。

特徴は、防水・防塵性(IP67)と、サスペンションによる耐久性。また、1回のフル充電で約60kmの長距離走行が可能とし、新しい10インチのホイールや新開発のダンパー機能などで従来よりも高い安定走行を実現したという。

そのほか、安全面を考慮し、新たにブレーキ機構とダブルレバーを採用している。

システム面では、これまでと同様アプリと連動してのユーザーやエリア単位でのスピード設定といった走行制御や、GPSを利用した走行範囲の設定(ジオフェンス)が可能。走行エリアの交通状況に合わせた設定ができる。

WINDは、公道走行の際は「原動機付自転車」扱いで、利用対象は18歳以上の原付1種運転免許保持者。利用料金は、スタンダード料金がロック解除100円+25円/1分。ライドパス料金が、1時間パス850円、1日パス2,000円。ヘルメット着用義務があり、本体に付属している(利用無料)。

WIND 3.0は、10月24日から開催される「第46回 東京モーターショー2019」で展示し、無料試乗を提供する。