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シェア電動キックボードのWIND、稲毛海岸駅にステーション。JR東と協力

Wind Mobility Japan(WIND)は、京葉線・稲毛海岸駅付近にシェア電動キックボードを乗降車可能なステーションを設置した。千葉市で実施している実証実験の一環で、市内の公道走行用ステーションは全部で8カ所となる。稲毛海浜公園や海浜幕張駅周辺に設置済みステーション間との移動、乗降車が可能となり、公道走行ルートの利便性が向上するという。

このステーションは、京葉線・稲毛海岸駅に隣接するJR東日本の土地を活用したもの。千葉市で実施中の電動キックボードのシェアリングサービス実証実験に、JR東日本の京葉ベイサイドラインプロジェクト事務局が新たに参画。稲毛海岸駅周辺の2次交通の活性化を図るとともに、シェア電動キックボードの規制緩和や国内でのルールづくりを共同で目指す。

千葉市におけるWINDの実証実験は、7月からスタートし、12月末までを予定。公道走行等の実証実験で得られた走行データなどをもとに、安全性を確立させ、日本の交通事情に合わせた独自のルール作りの提案、提唱を行なっていく。

WINDの運営時間は9時から18時。利用対象は18歳以上の原付1種運転免許保持者で、利用料金はスタンダード料金がロック解除100円+25円/1分、ライドパス料金が1時間パス850円/時間、1日パス2,000円/日。ヘルメットは本体に付属する(無料)。