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PayPay、不正利用による被害を補償する制度を導入

スマホ決済サービスの「PayPay」は、8月28日から不正利用による被害を補償する新制度を導入した。

PayPayの全てのユーザーを対象に、不正利用時の補償制度を利用規約などに明記。加盟店向けの規約には、「PayPay」での決済において不正取引が行なわれた場合の入金保証について明記した。

ユーザーを対象とした補償制度は、全ユーザーが対象。決済、チャージ、送金(譲渡)などのPayPayのサービスにおいて、万が一アカウントや銀行口座情報およびクレジットカード情報などが第三者に盗用されて不正利用され、被害に遭った場合、原則PayPayが被害額の全額を補償する。

また、PayPayを利用していない(PayPayアカウントを持っていない)人が、PayPayを利用した被害にあった場合にも、原則PayPayが被害額の全額を補償する(クレジットカードについては、クレジットカード会社を通じて補償される場合がある)。

加盟店向けにも、PayPayでの決済で、悪意ある者による不正取引が行なわれた場合でも、原則加盟店に取引金額の全額を入金。不正利用による被害に遭った人への補償が発生した場合はPayPayが負担し、加盟店に負担を求めることはないとしている。