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Amazon、ドローン配送「Prime Air」を実用化。数カ月内に開始

Amazonは5日(米国時間)、機械学習や、ロボティクス、宇宙開発などのAIをテーマとしたイベント「re:MARS」において、配送ドローンの商用化を発表した。数カ月以内にAmazon Primeでの配送に利用する。

配送用ドローン「Prime Air」を披露。配送範囲は15マイル(約24km)で、5ポンド(約2.26kg)までの荷物を配送できる。配送時間は30分以内。

効率性、安定性、そして安全を最重要視してドローンを設計。6つのローターを有し、垂直に離陸するほか、一定高度になると効率的な空力特性を持つエアプレーンモードで水平飛行を行なうハイブリッド型となる。

予想外の障害物や動く物体などの回避にも対応。煙突などの障害物はセンサーで検出、パラグライダーやヘリコプターなどは、コンピュータビジョンや機械学習アルゴリズムにより検出して対応する。

着陸地点においても、人物や障害物などを回避してできる場所を検出して着陸。特に低高度では電線などの検出が難しいが、コンピュータビジョン技術などにより回避するという。

Amazon Prime Air’s New Delivery Drone