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フリマアプリ「ラクマ」、マンション内に梱包・発送可能な出品ブース

楽天は、フリマアプリ「ラクマ」において3日より、東京都江東区のファミリー向けマンション「パークホームズ豊洲ザ レジデンス」にて、無償資材で梱包・発送と、出品代行の依頼ができる「おうちで楽ラク出品ブース」の試験提供を開始した。利用料は無料で、送料は別途ユーザー負担。

おうちで楽ラク出品ブースは、マンションから外出することなく、無償資材でラクマで売れた商品の梱包・発送ができ、また商品を資材に詰めるだけで出品代行の依頼ができるサービス。

ブースには、梱包資材が常備され、ラクマで売れた商品を自由に梱包できる。梱包した商品は自宅マンション内のコンシェルジュに預けることで、発送可能。

出品代行を依頼したい場合は、専用Webサイトで申し込み、ブースで売りたい商品を資材に詰めてコンシェルジュに預けるだけで、出品代行会社のトリクルが商品を回収し、ラクマに代行出品する。出品代行では、取引が成立した場合、商品金額に応じて手数料が発生する。

ラクマは、ユーザーに対して「フリマアプリに関する意識調査」を実施。「フリマアプリを使用するにあたって大変だと感じている点」についての質問で、最も多かった回答が「梱包・発送をすること」(37.3%)。その理由では「梱包する資材を用意しなくてはいけないから」(81.0%)、次いで「梱包・発送する時間がないから」(30.8%)、「近くに発送できる場所がないから」(16.1%)となったという。

ラクマは、これらの手間の解消を目的に、自宅で簡単に梱包・発送および出品代行の依頼ができる「おうちで楽ラク出品ブース」を開始。サービス向上を目指す。