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ファミマ、時短営業実験をFC店も対象に実施。東京・長崎・秋田

ファミリーマートは、FC店を含む営業所単位で、短い営業時間で運営する「時間営業」実験を実施する。実験期間は6月から、3~6カ月を予定。対象地域は4地域。

時間営業はこれまで一部直営店で実験をしているが、例えば一店舗運営の人もいれば複数店舗運営している人もいるという、立場や環境が異なる構造の中で検証を行なう、今までとは質が全く異なる実験としている。

時間営業について説明するファミリーマート 代表取締役社長 澤田貴司氏

対象地域のFC加盟店に対して、一部直営店で実施した時間営業の結果等を含めて説明。その上で実施を希望した加盟店のみ実験に参加する。検証項目は、FC店の参加意向数、日商・コスト・収益への影響、配送を含む全体オペレーション。

今回実施する実験は2パターン。実験1は週1日限定の時間営業、実験2は毎日時間営業。

実験1では、日曜日のみ営業時間を、5時から24時、5時から1時のいずれかとする。対象地域は東京(文京)と長崎(諫早)で、対象となる店舗数は約120店舗。なお、文京、諫早とも営業所の区分けで、文京は文京区以外に千代田区、諫早は諫早市以外に大村市や島原市等、他の区や市も含んだ地域を意味する。

実験2では、毎日の営業時間を、7時から23時、5時から24時、5時から1時のいずれかとする。対象地域は東京(池袋)と秋田(秋田南)で、対象となる店舗数は約150店舗。池袋は主に豊島区、秋田南は秋田市、大仙市等を含む。

営業時間はいずれの実験も、参加オーナー側で選択できる。