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パナソニックの次世代ロボット掃除機は、ペットのようについてくる
2018年11月1日 20:42
パナソニックと千葉工業大学は、AI技術、自動操縦技術およびロボット技術を搭載し、高度な知能化白物家電へと進化させたという次世代ロボット掃除機のコンセプトモデルを共同開発した。
千葉工業大学・未来ロボット技術研究センター「fuRo(フューロ)」が開発した高速空間認識技術「ScanSLAM」や360度レーザセンサシステムが採用され、また「AI床センサ」が搭載されている。
ScanSLAMと360度レーザセンサシステムにより、部屋の形状や室内で動く人を認識。リアルタイムに空間を検知して、家じゅう隅々まで無駄のない動きで効率的に掃除をするという。
そのほかScanSLAMは、自動車にも使用されている自動操縦技術の組み合わせにより、タブレット端末を用いた目的地の指定を実現。さらにScanSLAMによる、動体認識技術とAIによる動き予測制御技術との組み合わせにより、掃除してほしいところを歩くことで、ロボット掃除機が人に追従して掃除をするotomo機能も実現した。
AI床センサは、複数のレーザ距離センサの信号から床面上の物体を認識。ラグなどの段差を検出すると、その段差に応じて自動的に本体を持ち上げて乗り越える。
また、AI技術により常に帰る場所を把握。充電台が見えない場所に本体が移動しても、迷うことなく充電ステーションに戻るという。充電台に戻った後は、自動的に本体を吊り上げて縦置きで充電。省スペース化が図れるとしている。