アプリ外課金の「アプリペイ」、スマホ新法対応の「リンクアウト」機能

デジタルガレージは、アプリ外課金プラットフォーム「アプリペイ」において、スマホ新法に対応した「リンクアウト機能」を開始した。

リンクアウトは、アプリ内からユーザーを直接アプリペイの決済ページへ遷移させる「リンクアウト」を実現する機能。ユーザーが利用中のアプリアカウント(ユーザーID)とアプリペイのシステムが連携することで、リンクアウト後もユーザーIDを引き継ぎ、スムーズな購入体験を実現できるという。

これまでスマートフォンアプリ内では、デジタルコンテンツの購入時に、アプリ外のストアページへ誘導するリンクの設置(リンクアウト)が制限されていた。12月18日に全面施行された「スマホソフトウェア競争促進法(スマホ新法・スマホ法)」による、指定事業者のガイドラインの変更によりリンクアウトが可能となったため、リンクアウトを実現できるようにした。

アプリペイを使う事業者は、追加費用なく同機能を利用できる。アプリペイにおいては、各アプリの決済履歴レポートを管理画面からダウンロードでき、リンクアウト運用において指定事業者等への提出が求められる取引レポートについても、条件に応じて簡単に作成・取得できるという。

アプリペイは、決済システムとWebページ(CMS生成)、カスタマーサポート、マーケティングの機能を提供する、アプリ外課金プラットフォーム。アプリ事業者は、Webページ制作やシステム開発の手間とコストをかけることなく、アプリ外課金決済の仕組みを簡単に構築でき、決済手数料の負担を軽減可能としている。