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東急大井町線の有料座席指定サービス「Q SEAT」。12月14日開始

東急電鉄は、2018年12月14日(金)より、大井町線の有料座席指定サービス「Q SEAT」を開始する。平日夜に、大井町線を利用して田園都市線方面に帰宅する際の着席ニーズに応えるもの。帰りの選択肢を提供することで、「快適な通勤ルートとして、大井町線の魅力をより一層高めていく」とする。平日夜の有料座席指定サービスは東急電鉄初。

Q SEATとして運用する車両は、現在運行している大井町線6020系(7両編成)のうち1両を、ロングシートからクロスシートへ転換できる車両に置き換え、大井町発・田園都市線直通の急行長津田行きとして運行する。座席数はクロスシート36席、ロングシート9席の合計45席。平日19時台から23時台まで、1日5本運行する。

指定料金は400円。有料座席指定サービスの乗降可能駅は、大井町、旗の台、大岡山、自由が丘。降車専用駅は、二子玉川、溝の口、鷺沼。フリー乗降駅は、たまプラーザ、あざみ野、青葉台。

既存車両よりも広い座席で、電源コンセントとカップホルダーを設置しているほか、車内Wi-Fiサービスも無料で利用できる。

指定座席は、乗降可能駅の駅窓口で購入できるほか、専用サイト「Qシートチケットレスサービス」でも購入可能。同サイトは12月上旬予定で、支払いにはクレジットカードを利用する。いずれも乗車当日分のみの販売で、乗車日前の予約購入は行なえない。

なお、Q SEATの名称は、東急の「Q」、品質(Quality)の「Q」、迅速(Quick)の「Q」に、座席を表す「SEAT」を加えたもの。