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コーヒーミルを使って美味しい1杯を カリタ・ハリオ・メリタ・デロンギ

自宅でおいしいコーヒーを飲むためにコーヒーメーカーを活用している人も多いと思いますが、より自分好みの1杯を追求するなら、豆の挽き方にもこだわりたいもの。そこで必要となるのがコーヒーミルです。ここでは、家でコーヒー豆を挽くことのメリットや、手動・電動を問わず今おすすめの商品を、ビックカメラ有楽町店 生活家電アドバイザーの古谷野歩さんに聞きました。

「挽きたての豆で淹れたコーヒーは、とにかくおいしいです。すでに粉になっているものを購入される方も多いと思いますが、豆を挽いた段階から酸化が始まるため風味や香りは損なわれてしまいます。その酸化を防げるのが、自宅で豆から挽くことです。淹れる直前に豆を挽けば味や香りが落ちず、フレッシュな状態でコーヒーを淹れることができます。また、豆を挽くときに香りを楽しめるのもメリット。細挽きや粗挽きなど、好みに合わせて粒度を調節できる商品もあるので、『こんなコーヒーを飲みたいからこのくらいで挽こう』、『こういう風に挽いたらどんな味になるんだろう』とコーヒーの奥深さや楽しみを広げるアイテムともいえます」

ビックカメラ有楽町店 家電コーナー 家電アドバイザー(生活) ビックカメラエクスパートマイスター 古谷野歩さん
ビックカメラ有楽町店のコーヒーミルコーナー

コーヒーミルは大きく電動と手動に分けられますが、それぞれにどのような特徴があるのかも聞いてみました。

「手動は自分で回すので、挽く速度や力加減によっては粗さにバラ付きが出ることもあります。電動であれば自動で挽いてくれますし、ダイヤルを調整して好みの粗さを選んで挽くことができるタイプもあるのでより手軽です。ただ、挽く過程での音や香り、粗さのバラ付きなどが楽しくて手動を選ぶ方もいるので、コーヒーミル初心者には電動が、趣味性を追求するなら手動がおすすめ、と言えるかもしれません」

電動を選ぶなら、信頼ある有名メーカーの商品がおすすめ

電動モデルを選ぶ際に注目すべきスペックは「粗さの調整がどこまでできるか」と「刃の形状」だと古谷野さん。

「挽いた粉の状態をどこまで求めるか、どこまで段階を選べるものにするか、という部分は大きなポイントです。粉になりさえすればいいのか、エスプレッソやドリップなど飲むシチュエーションによって挽き具合を変えたいのか、によって選ぶモデルも変わってきます。このほか、豆を挽く方式も、シンプルな構造でコスパがよくお手入れが簡単な『プロペラ式』、粉の粒感を揃えやすいすりつぶすタイプの『臼式』、挽き目の調整がより細かく行なえ、ミルを低速回転させながら豆を挽く『コニカル(コーン)式』があるので、どの方式を採用しているかもチェックしてみてください」

刃の形状の違いによる特徴は、売り場のポップでも説明されているので要チェック

「あとはデザイン性や、香りを引き立たせるアロマモードの搭載、設定がひと目でわかる液晶パネル付きなど、お客様がこだわっているプラスアルファの機能に注目される方もいらっしゃいます」

電動モデルの中で注目度が高いのは、コーヒーと言えば必ず名前が挙がる有名メーカーの商品です。まず紹介してくれたのは、コンパクトで使いやすい、カリタの「CM-50」。

カリタ CM-50 電動コーヒーミル ホワイト(5,080円)

「豆を入れてボタンを押すだけと簡単操作で粉になる、説明書いらずのロングセラーモデルです。ホワイトのほかブラックもあり、キッチンの雰囲気や好みに合わせてカラーを選ぶことができます。50gの豆を約15秒で中挽きにできるので、忙しい朝にも最適。フタが透明で豆を挽く様子が見られるのも楽しいです」

サイズは99×82×178mm(幅×奥行×高さ)、重さは750g。

グレーのボタンを押せばプロペラ式の刃が回転して豆を粉に

続いては、メリタの大容量モデル「ECG71-1B」が登場。業務用グラインダーで広く使用されているフラットディスク式を採用し、ダイヤルを目盛に合わせるだけで粗挽きから細挽きまで17段階の調整が可能です。

メリタ フラットカッターディスク コーヒーグラインダー ECG71-1B(6,840円)

「粉の粗さや杯数にダイヤルをセットするだけで、適量を好みの粗さで挽いてくれるモデルです。最大の特徴は14杯分のコーヒー豆を一気に挽けること。ミルを購入されるお客様は『その時に楽しむ分をその時に挽く』というスタイルの方が多いですが、『何杯分か一度に抽出したい』というニーズもあり、そういった声に応えたモデルになっています。その都度挽くのは面倒なのである程度まとめて挽いてしまいたい、あるいは家族や仲間で一緒に楽しむという方にも便利です」

サイズは97×160×255mm(幅×奥行×高さ)、重さは1,200g。

粗挽きから細挽きまでダイヤルを回すだけで調整可能
ワンタッチで好きなだけ挽くことができる杯数メモリ

こだわりが満載ながら使い勝手がいいコードレスモデル

最近は電動でもコードレスで使えるものが増えています。ユニークの「oceanrich G2」はUSB充電式を採用。500mlのペットボトルとほぼ同じサイズなので場所を選ばず、挽きたての粉でコーヒーを淹れることができると好評です。

ユニーク oceanrich G2 UQ-ORG2CBK(6,110円)

「石臼タイプを採用している、非常にバランスのいい商品です。コーヒーの香りは熱によって損なわれやすくなるため、摩擦熱が少ないセラミック刃を使っていることにもこだわりを感じます。しかもUSB-C対応の充電式で、挽き方は初心者でも選びやすい5段階と、機能性と使いやすさを両立しているところも好印象です」

円錐状の刃で豆をすりつぶす臼式で粒度のばらつきを軽減
カチカチと回って1段階ごとに止まる使いやすい粒感調整リング。充電残量もインジケーター付きで一目でわかる

「直感的に使いやすいシンプルなデザインで、上蓋と挽き終わった粉が収納されるガラス容器を組み合わせれば保存容器としても活躍してくれます。コーヒー豆を挽き終わったら自動的に電源がオフになるので、ながら作業をしていても安心です」

サイズは90×90×195mm(幅×奥行×高さ)、重さは約650g。1回につき最大2~3杯分(約30g)の粉を挽くことができます。

上蓋とガラス容器を外して組み合わせれば保存ビンに

コーヒーアロマを楽しむならデロンギが最適

全自動コーヒーマシンでお馴染みのデロンギは、コーヒーミル専用のマシンも幅広くラインナップされています。なかでも「デディカ コーン式コーヒーグラインダー」は挽いた豆の均一性にこだわり抜いた、摩擦熱も少ない家庭用最高級グラインダー。そのため雑味が少なく香り高いコーヒーが楽しめます。

デロンギ デディカ コーン式コーヒーグラインダー KG521J-M(23,960円)

「この商品の一番の特徴は『香り』です。2枚のコーン式挽き刃によって豆を均一に挽き、低速回転のモーターで摩擦熱を最小限に抑えることで、コーヒーアロマを損なわず風味を保つことができます。18段階の粒度設定が可能で、ドリップ、フレンチプレス、エスプレッソ用など、挽き具合は好みのまま。挽きたい分だけ挽ける杯数ダイヤル搭載で、14杯分まで杯数を選択できます」

サイズは155×255×385mm(幅×奥行×高さ)、重さは2,800g。最高の1杯にこだわりたい人にはぜひ注目して欲しい1台です。

極細挽き~中挽き~粗挽きと18段階の粒度設定が可能
選んだ杯数などの設定は上部のLCDディスプレイに表示されるので一目瞭然

デザイン性や携帯性も重視される手動モデル

ここからは手動のコーヒーミルが登場。初めての手動ミルであれば、コーヒーまわりの商品を数多く販売している、信頼と実績のあるメーカーのアイテムがおすすめです。

最初に紹介してくれたのは、ハリオの「セラミックスリム」。セラミック製の臼を使用しているため摩擦熱が発生しにくく、熱によるコーヒー粉へのダメージを防いでくれます。

ハリオ コーヒーミル・セラミックスリム 透明ブラック MSS-1TB(2,120円)

「コーヒーでは馴染みのあるメーカーということもあり、問い合わせが多い商品です。電源不要の手動式で、コンパクトで、ハンドル部分を外して手軽に持ち運べるためキャンプで使用するために購入されるお客様もいらっしゃいます。シンプルな構造で初心者でも扱いやすく、プラスチック製で軽いのもポイント。一度に2杯分の豆を挽くことができます」

サイズは150×72×220mm(幅×奥行×高さ)、重さは400g(個箱含む)。

続いて案内してくれた、メリタの「コーヒーミル クラシック」は昔ながらのデザインを求めて指名買いされることが多い人気モデルで、耐久性に優れたミル刃を採用しているため長く愛用できるのも利点です。

メリタ コーヒーミル クラシック MJ-0503(5,630円)

「このタイプは、昭和レトロが好きな方がよく購入されている印象です。木目を生かしたクラシカルなデザインで、インテリアとしても魅力があります。安定して豆を挽けるので、粉がきれいで均一になるのもいいところ。ガリガリという音も楽しいですし、『どんな感じに挽けたかな』と引き出しを開ける楽しみがあるのも、ファンにはたまらないようです」

サイズは157×108×193mm(幅×奥行×高さ)、重さは555g。

昭和レトロに憧れて、デザインが気に入って購入する人も多数
粉になった豆は下の引き出しに。開ける時の高揚感もたまらない

粒度を驚くほど細かく調整できる電動&手動の最高峰モデル

ラストは、電動も手動も最高峰の高級品をラインナップしているロジックの商品をご紹介します。

電動ミル「Plusmotion CM10」は、コーヒー専門家で日本バリスタチャンピオンである尾籠一誠氏監修の下、最高品質のコーヒー体験を提供することを目指して開発されたモデルです。最先端技術を駆使したポータブル対応コニカル式のコーヒーグラインダーで、精密な10枚刃構造によって均一な粒度で豆を挽くことができ、雑味を極限まで減少させる設計が施されています。

ロジック Plusmotion CM10(59,950円)

「とことんこだわりたい人に向けた高精度な商品です。ダイヤルを回して90段階で粒度を調整できるので、『ドリップからエスプレッソまで』だけでなく、その中でも挽き方による味わいの違いを楽しめるように精密に粒度を設定できるのが強みです。挽かれた粉が出てくるところが見えるので、視覚的にも楽しめる仕様になっています。このほか、USB-Cでの給電が可能など、優秀な機能が満載です」

サイズは70×140×270mm(幅×奥行×高さ)、重さは1,850g。

挽き終わった粉は本体後部から専用ケースへ
ゴールド部分のダイヤルを回して好みの粒度に調整する
均一な粒度でコーヒー豆を挽くことができる10枚刃構造

一方、手動の最高峰モデル「1ZPRESSO JPPRO」は、電動の「CM10」と同様に尾籠一誠氏が総合監修。プロの領域のコーヒーを誰でも簡単に味わえる手挽き式グラインダーです。

ロジック 1ZPRESSO コーヒーグラインダー JPPRO ブラック(43,780円)

「スタイリッシュなデザインも好評の、ロジックを象徴するモデルです。0.022mmという驚異の調整能力で120段階に細かさを調整できるため、今までの手動式にはなかった次元をつくってくれた商品といえます。とにかく、挽いた粉がとてもきれいなんです。最大で10パーツに分解が可能で、付属のエアダスターやブラシを使ってメンテナンスをしっかりできるのもポイント。手挽きにとことんこだわるなら最終的にはこれで挽きたいと思わせる、憧れのコーヒーミルです」

サイズは200×200mm(持ち手接続時)、重さは685g。

美しい天然木の持ち手は挽きやすさを重視した形状に
心臓部の刃は比重・密度の高いステンレスを使用。最高の切れ味でクリアな味のコーヒーに

電動も手動も、想像以上にさまざまなラインナップを揃えているコーヒーミル。ご自宅でおいしいコーヒーを淹れるためにミルで豆を挽いて、クリアで味わい深い1杯をお楽しみください。

ビックカメラ有楽町店(東京都千代田区有楽町1-11-1)

なお、価格は取材時点(5月22日)の店頭価格です。

中野悦子