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Switch2を発売日に入手できた 初代から大幅進化
2025年6月6日 14:00
新型の「Nintendo Switch2」を発売日の6月5日に入手できました。任天堂ストアの抽選にはすべて落選し、ビックカメラやAmazonも当選には至りませんでしたが、ヨドバシカメラでの抽選に当選し、店頭で受け取りました。帰宅途中は誰かに奪われないかと心配でしたが、無事に持ち帰ることができました。
もともと初代SwitchとSwitch Liteを所有しており、いずれも現役です。今回のSwitch2は日本語・国内専用の「マリオカート ワールドセット」を選びました。価格は53,980円。
同梱物は従来のSwitchと同様で、本体とJoy-Con 2(L/R)、ドック、ACアダプター、USB Type-Cケーブル、Joy-Con 2 グリップ、Joy-Conストラップ、ウルトラハイスピードHDMIケーブルが含まれています。HDMIケーブルにウルトラハイスピード対応が採用された点は、性能向上を象徴しているように感じますし、任天堂の同梱物でウルトラハイスピードという単語を目にするとは思ってもいませんでした。
Switch2は7.9型の液晶ディスプレイ(フルHD)を搭載しており、初代の6.2型液晶(HD)と比べて画面が大きく、最大輝度も向上、液晶ながらも発色も鮮やかです。黒の締まりも初代と比較しても良好で、映像の没入感が増しています。
一方で、彩度は高めに感じられます。筆者の場合、あまりに発色が強すぎて、目が痛くなる場面もありました。見映えの良さはあるものの、同じような感想を抱いているユーザーは輝度を下げるなどして調整するのが良さそうです。
そして、本体上部には充電端子が追加されました。以前は下部のみでしたが、上部につけることで携帯モードかつスタンド状態でも充電ができるように。
Joy-Con 2は見た目こそ従来と似ていますが、手に持ったときのフィット感やスティックの操作性に違いがあります。取り付けはマグネット式となっており、近づけるだけで自然に「カチャ」と装着され、取り外しもスムーズです。
背面スタンドは幅が広くなり、角度調整も可能で安定感があります。この点はSwitch 有機ELモデルでも改善されていましたが、初代モデルからの買い替えだと大きな進化といえるでしょう。
ドックは丸みを帯びたデザインに刷新され、一回り大きくなっています。内部には放熱用のファンを搭載し、有線LAN端子も追加されました。ゲーム容量が増えているSwitch2にとって、有線接続による安定性は歓迎されるポイントです。
また、新たに加わった「マウスモード」にも注目しています。Joy-Con 2 ストラップの底部にマウスソールが取り付けられており、テーブル上で滑らせることでポインタのような操作が可能になります。Switch 2の基本的な操作を学べる「Nintendo Switch 2 のひみつ展」で実際に試してみたところ、ポインタの反応は良好で、カーソル移動や選択操作も快適でした。
まだ短時間の使用ですが、全体の動作は非常に軽快で、起動やメニューの移動もスムーズ、さすが新世代機です。初代Switchを使い慣れている人であれば、最初の起動だけでも進化を実感できるのではないでしょうか。
今回は外出で使う用ではなく、基本的に自宅で使用する前提での購入だったため、ケースなどは購入していません。その代わりに、Joy-Con 2の操作性を補助するグリップを別途用意しました。Joy-Con 2は1つでもコントローラーとして使えるため、友人に貸す機会も多く、SwitchのJoy-Conのときはフィット感のなさが気になっていました。このグリップがあれば、操作性の向上が期待できそうです。