いつモノコト
1年を1枚で見渡せるカレンダーを自作してみた
2026年1月20日 08:40
突然ですが皆さん、紙のカレンダーは使っていますか? 私もメインのスケジュール管理はデジタルのツールを使っているものの、「日付と曜日をパッと確認したい」「予定の有無だけ知りたい」「長期の予定を立てたい」といった時には紙の方が便利だと感じています。
特に愛用しているのが、自作の「1年を1枚で見渡せるカレンダー」です。
このフォーマットのメリットには、
- 曜日が縦にそろっているので日付を直感的にとらえやすい
- 月と月が切れ目なく続いているので月またぎの予定が立てやすい
- 年間を通してめくったり交換したりする手間がない
などがあります。
1年1枚カレンダー、こんな用途に便利です
なかなか便利なフォーマットだと思うのですが、市販されているものが少ないため「自作している」と昨年末に個人のSNSに投稿したところ、思いのほか反響がありました。なかには、「こんな用途に使いたい」とコメントで教えてくださった方も。
- 年間の仕事計画に(業務別に色分け)
- 体調の記録(生理周期など)
- 推し活など趣味のスケジュール用として
- 歯医者の3カ月検診や健康診断の予定把握
- 献立表として
- 子供の年間行事把握
その一方で、「月曜始まりが欲しい」「祝日の色を変えたい」などのご意見も。実はこのカレンダー、表計算ソフトがあればものの数十分でカンタンに作れます。少しだけ手間はかかりますが、細かいところまで自分のニーズにぴったりマッチするカレンダーを手に入れられる、その方法をご紹介します。
Google スプレッドシートでカレンダー作り
今回は、アカウントさえあれば無料で利用できるGoogle スプレッドシートを例に作り方を解説します。ExcelやNumbersなどの表計算ソフトでも概ね同じことが再現可能です。
まず、新しいファイルを作成し、西暦と曜日を記入します。
次に、1日目の日付を「年/月/日」形式で記入し、セルの「表示形式」から「カスタム日時」を選択。年月日のうち「日」の数字だけが表示されるようにします。この時、裏側に年月日のデータを持ったままで、というのがポイントです。
次に、1日目のセルをコピーし、すぐ下のセルに書式ごと貼り付け。日付を1週間後のものに書き換えます。
1日目と、その1週間後の日付が入りました。その2つのセルをドラッグでまとめて選択し、右下の「・」にカーソルを合わせると、カーソルの形が「+」に変化します。
その状態でマウスの左ボタンを押しつつドラッグすると、2週間分の日付がオートフィル機能で自動的に埋まります。
さらに、この2週間分を選択した状態で同様に右下の「・」にカーソルを合わせ、カーソルが「+」に変化したところで下にドラッグしていきます。すると、あっという間に1年分の日付が埋まりました。
さらに引き伸ばしたい時は、「最後の2週を選択してドラッグでオートフィル」を繰り返してください。日付が埋まったら、毎月1日のある行の左に「月」の数字を手で入力します。これで、カレンダーのベースは完成です。
文字サイズやフォント、色などはお好みで
カレンダーのベースが完成したら、ここからはお楽しみのパート。文字のサイズやフォント、色、罫線などをお好みで調整してください。カラー印刷できる環境があれば、祝日に色をつけるのもいいでしょう。
セルの大きさは、印刷プレビューを確認しながら調整します。私の環境では、行の高さを25ピクセル、列の幅を120ピクセルに設定するとだいたい良い感じになりました。
1ページに収めて印刷するには、印刷設定でスケールを「ページに合わせる」にします。グリッド線の印刷が不要な場合は、「グリッド線を表示」のチェックをはずしておきましょう。
最後に、プリントアウトすれば完成です。私は一般的なA4サイズのコピー用紙を使用していますが、壁に貼る場合や書き込みスペースを多く取りたい場合はA3サイズに出力しても良いと思います。カラーマーカーやスタンプでカスタマイズするのもアリですね。
応用すれば好きなカレンダーがいくらでも作れる!
今回ご紹介した日付の表示形式の設定とオートフィル機能を応用すれば、いくらでも好きなカレンダーを作れます。デザイン、期間、共に自由自在です。ちなみに、私は1カ月単位のカレンダーも自作して、ひとコマ絵日記を描くのに使ったりしています。
最後に、ちょっとしたおまけ情報を。自作したカレンダーを常に目につくところに掲示しておきたいなら、ナカバヤシの立てて使えるクリップボード「タテコ」(1,320円)が便利です。
一見すると普通のクリップボードですが、裏側にワンステップで引き出せるスタンドが備わっています。フリーアドレスのオフィスでもサッと立てることができ、またクリップボードなので書き込みがしやすいのも良いところです。
何かとデジタルに頼りがちな昨今ですが、まだまだ紙の利便性も捨てたものではありません。細部まで自分好みにカスタマイズできる自作カレンダー、気になった方はぜひチャレンジしてみてください。














